93人がインフルエンザ院内感染 肺炎で1人死亡 広島

2015.01.13

93人がインフルエンザ院内感染 肺炎で1人死亡 広島
根津弥2015年1月10朝日新聞]
 


医療法人社団仁慈会が運営する広島県竹原市の「安田病院」や病院と隣接する介護老人保健施設「まお」で、入院患者と入所者、職員の計93人がA型インフルエンザに感染したことがわかった。

広島県が10日、発表した。病院に入院していた女性(81)がインフルエンザによる肺炎で死亡したという。

 仁慈会と県によると、入院中の男性が先月26日に症状を訴え、今月5日には19人が発症。


10日までに患者46人、入所者20人、職員27人の感染が確認された。

亡くなった女性は骨折で入院中で、9日夜に死亡した。80代の男性患者も重症化したが、快方に向かっているという。

 県はインフルエンザの院内感染と断定し、7日と10日に立ち入り調査。病院側に対して感染拡大防止を指導した。

県が10日に開いた記者会見に同席した仁慈会の安田克樹理事長は「対策はとってきたが、感染力が強かった。亡くなった方やご家族におわびしたい」と述べた。安田病院は総合病院で、先月26日時点で入院患者は175人。介護老人保健施設「まお」の入所者数は66人(同日時点)。(根津弥)