諏訪赤十字病院 時間外の受診、軽症患者に料金上乗せ 「入院不要」で3750円 来春導入

2014.11.29

諏訪赤十字病院 時間外の受診、軽症患者に料金上乗せ 「入院不要」で3750円 来春導入
2014.11.27 信濃毎日新聞



 諏訪赤十字病院(諏訪市)は来春から、休日や夜間に同院救命救急センターで受診した軽症患者を対象に、時間外料金として3750円(税抜き)を医療費に上乗せする。

増加する軽症者の受診を減らし、本来の高度救急救命の機能を維持する目的としている。

軽症と重症の線引きは難しいため、徴収の対象外となる事案などを定めた独自の指針を作り、年明けにも公表する。

 同病院によると、徴収対象の軽症患者は「入院を必要としない人」。

入院は不要でも、本人が強い痛みを感じている、といった判断が難しい例は院内で検討し、結果を指針に盛り込む

。指針は年内をめどにまとめ、病院のホームページなどで公表する方針。

 時間外料金の設定には、特に増えている軽症の小児患者に、諏訪地域の医師会などが運営する諏訪地区小児夜間急病センター(諏訪市)に回ってもらう狙いもある。

 大和真史院長は、近年急病センターの利用者が減る一方、同院の受け入れは増えている―と指摘。

「徴収を機に、地域医療のバランスや、急病センターの利便性向上といった対応を考えてほしいとの思いがある」としている。

 26日の経営審議会で示し、了承を得た。病院によると、昨年度の救急センター利用者は1万9人千余。2007年度の開設時より3千人近く増えた。時間外利用者の7割は軽症といい、同院の医師や経営の負担を減らすため、地域の診療所などとの役割分担が課題になっていた。