学校法人東京医科大学再生委員会 報告書(抜粋)

2014.11.10

学校法人東京医科大学再生委員会
報告書(抜粋)


(4) 医師派遣制度の改革

従来,外部病院への常勤医師派遣については,主として診療科長と外部病院長との間の調整により実施されてきた。

派遣先の選定や人数についても診療科長に一任され,派遣に関する契約についても完全には実施されていなかった。
また,外部提携病院には派遣病院と関連病院の2 つが規程上存在しているが,運用面で明確な差異がなかった。
したがって,今後以下のことを検討すべきである。

① 従来の派遣病院の制度を廃止し,派遣する外部病院をすべて関連病院として規程を統一する。

② 大学病院,茨城・八王子両医療センターから外部病院へ常勤医師を派遣する場合には,人事審査会の下部組織として,病院長(センター長)を長とする医師派遣委員会を設置し,派遣先の病院が教育基準を満たす施設であることを認定した後に,病院長(センター長)が診療科長と協議して医師を派遣する。

③ 施設間で派遣について契約書を交わす。この契約は金銭授受を伴わず,当該科以外の医師派遣については拘束しない。
これらについては,医師派遣委員会に関する規程を速やかに整備し,教授会,理事会の議を経て,平成23 年度中に実施すべきである。
なお,医師派遣に関する規程の原案については作成済みである。

(5) 東京医科大学内(大学病院,茨城・八王子両医療センター)における医師異動の問題と外部医師の採用
3 病院間の医師の異動については,従来,各診療科主任教授と各医療センター長の間で調整され,実施されてきたが,その調整に円滑を欠く場合もあった。
そこで,今後は,茨城・八王子両医療センターへの医師の異動に関しては,各センター長が大学病院各診療科主任教授の協力を得て実施し,適任者がいない場合に
は,センター長は当該センターの上記代表教授や各科診療科長の了解を得た上で外部から医師を募集し,教授会,理事会の議を経て採用できるなど,センター長を中
心とした運用に改めることを検討すべきである。

なお,茨城・八王子両医療センターにおける外部からの医師募集は,平成16 年6月から実施されている。