地方独立行政法人新小山市民病院平成25事業年度の業務実績に関する評価結果

2014.09.29

地方独立行政法人新小山市民病院平成25事業年度の業務実績に関する評価結果

[年度評価の方法]

地方独立行政法人新小山市民病院評価委員会は平成25年4月1日に設立された地方独立行政法人新小山市民病院(以下「法人」という。)の平成25事業年度に係る業務実績に関する評価を行った。

評価を行うにあたっては、「地方独立行政法人新小山市民病院に対する評価の基本方針」並びに「地方独立行政法人新小山市民病院の年度評価実施要領」に基づき、「項目別評価(小項目評価・大項目評価)」と「全体評価」により評価した。
具体的には、「項目別評価」では、年度計画に定めた事項ごとに法人による自己評価をもとに、ヒアリング等を通じて、自己評価の妥当性や年度計画に照らし合わせた進捗状況を確認した。

また、「全体評価」では、項目別評価の結果等を踏まえつつ、法人化を契機とした病院改革の取組みなども考慮しながら、中期計画等の進捗状況について総合的な評価を行った。


Ⅰ 全体評価

平成25事業年度の業務実績に関する大項目評価について、A評価が妥当と判断したのは、「第3 財務内容の改善に関する事項」で、B評価が妥当と判断したのは、「第1 住民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項」「第2 業務運営の改善及び効率化に関する事項」「第4 その他の業務運営に関する重要事項」の3つであった。


財務内容においては、法人移行後1年目にして、市企業会計時代の市からの赤字補填に頼る体質を脱却し、当初の計画どおり財務内容を大きく改善させ、安定した経営基盤を構築されている。


また、地方独立行政法人制度の特徴である機動性や柔軟性などを最大限に発揮し、収益の確保と費用の節減に取り組んだ結果が伺える。

特に経常収支比率は、会計処理の違いによる影響はあるものの、平成24年度実績101.0%(赤字補填を除くと94.8%)、平成25年度計画の目標値101.1%に対して、実績値104.0%と大きく上回り、決算額としては、約1億9,700万円の単年度黒字を計上している。

この主な要因を、中核病院として地域医療連携等の必要機能を維持・強化しつつ、入院患者数、入院単価並びに外来患者数等において、計画を上回る実績となったことなどをあげ、法人の公共性及び経済性を両立させた健全経営が行われていると判断した。


以上のことから、平成25事業年度の業務実績としての全体評価は、大項目評価の平均から、中期目標・中期計画の達成に向けて計画どおり進んでいると評価をした。