とちぎ地域医療/「小山モデル」に評価/都内で自治医大フォーラム

2014.09.29

とちぎ地域医療/「小山モデル」に評価/都内で自治医大フォーラム
2014.09.18下野新聞



 【小山】自治医大主催の「地域医療フォーラム2014」が14日、東京・秋葉原で開かれ、新小山市民病院を拠点に行政、市民が連携する取り組みを「小山モデル」として、全国の医療、行政関係者らが地域医療の在り方を議論した。

 フォーラムは2008年から開催。

11年には、拠点病院を中心に地域の医療機関と行政、住民の連携を目指す「フォーラム宣言」を採択した。

13年には、小山市をモデルに「小山で医療人を育成し、小山に循環するシステムの構築」に向けた課題や提言を議論した。

 今回は345人が参加。自治医大付属病院の安田是和(やすだよしかず)院長や市緑の健康づくりの森推進室の猿山悦子(さるやまえつこ)室長が

(1)市の助成で新市民病院内に医師育成の拠点「地域医療教育センター」を開設(

2)地域医療を守り育てる条例の制定

(3)医師による小中学生の「命の授業」-など新たな取り組みを説明。

新市民病院の島田和幸(しまだかずゆき)理事長は、地方独立行政法人に移行した13年度に単年度黒字に転換したことを報告した。

 秋田、鹿児島、新潟、岡山県の事例が報告された後、小山の取り組みをどう発展させていくかというテーマで4分科会で議論。

締めくくりの全体会では、小山の取り組みに高い評価が寄せられ、各地の報告を踏まえて、関係機関の連携の在り方を図で示す「リンクマップ」としてまとめた。

 大久保寿夫(おおくぼとしお)市長は「いただいた提案を基に、今後も地域医療のモデル地区として頑張る」と述べた。(三浦一久(みうらかずひさ))