たつの市民病院 5億1300万円の赤字 13年度の決算見込み

2014.09.26

たつの市民病院 5億1300万円の赤字 13年度の決算見込み
2014.09.24 神戸新聞


たつの市民病院 5億1300万円の赤字

13年度の決算見込み


 たつの市は、2013年度病院事業会計の決算見込みをまとめた。

このうち、たつの市民病院(同市御津町中島)単体での収支は、医師不足の影響などで病床稼働率の低迷が続き、約5億1300万円の赤字となった。

 市は同病院に対し、一般会計から6億6170万円を繰り入れ、赤字の補てんと起債償還金などに充てた。

しかし、13年度末時点の累積赤字は、対前年度比で約2600万円悪化。病院単体の累積赤字の総額は約14億円となった。

 同病院事務局によると、13年度の延べ入院患者数は約2万6千人で前年度比2・2%増。延べ外来患者数は約6万9千人で同1・3%増となった。この結果、収入は対前年度比で7554万円増えた。

 しかし、同病院のベッド数120床に対し、13年度の病床稼働率は60%。対前年度比で改善はしたものの採算的には厳しく、5億円余りの赤字を生む最大の要因となっている。

 常勤医は13年度に10人と前年度比1人増となったが、現在は9人。稼働率の引き上げにはさらなる常勤医の確保が喫緊の課題となっている。

 同病院は年内をめどに財政、人事、福祉など関係部局の本庁職員を交えた内部委員会を発足させ、経営改善の取り組みを加速させる方針。「収支改善のため、まずは医師確保に努めたい。さらに超高齢化社会を控え、公立病院として市民から求められる医療サービスを模索していく」としている。(