人事院が民間医療機関における医療従事者などの給与を調査

2014.08.18

人事院が民間医療機関における医療従事者などの給与を調査

一般医師の給与、前年より2万円低い100万円強


2014/8/12

豊川琢=日経ヘルスケア 


人事院は8月7日、今年4月時点の民間医療機関の医療従事者などの給与を調査した「職種別民間給与実態調査」の概要を明らかにした。

一般国家公務員の給与を民間企業従業員の水準と均衡させることなどを目的に行う勧告と併せて公表。


一般医師(調査実人数1360人、平均年齢42.3歳)の毎月決まって支給される給与額は100万5053円(うち時間外手当12万9026円)で、前年同期比2万1133円減(-2.1%)となった。

 病院長(72人、62.0歳)は同6万7255円増(+4.1%)の170万9205円(うち時間外6万6551円)、副院長(206人、57.2歳)は同1万4366円増(+1.0%)の151万777円(うち時間外11万4184円)、医科長(637人、51.4歳)は同1万219円増(+0.8%増)の129万8957円(うち時間外15万1771円)だった。

 一方、医師の初任給は41万1295円。前年同期より6万8172円(-14.2%)減少した。勤務先病院の勤務者数別で見ると、「50人以上100人未満」が同4万1726円減(-8.0%)の47万8687円、「500人以上」が同9万292円減(-19.2%減)の38万539円となり、小規模病院の方が高い初任給で、減少額も少ない傾向となった。

 このほか、一般看護師(9585人、36.9歳)は前年同期比1万1294円増(+3.3%)の35万84円(うち時間外4万3272円)、一般薬剤師(1482人、36.1歳)は同1万8323円増(+5.3%)の36万6414円(うち時間外3万8177円)、理学療法士(3294人、31.7歳)は同6738円増(+2.3%)の29万8389円(うち時間外1万3980円)などとなった。