県立尼崎・塚口病院、跡地利用計画 民間病院や介護施設に 統合は来年4月末

2014.08.11

県立尼崎・塚口病院、跡地利用計画 民間病院や介護施設に 統合は来年4月末/兵庫県
2014.08.09 朝日新聞



 尼崎市にある二つの県立病院を統合し、来春に県立尼崎総合医療センターを開設する計画をめぐり、県は8日、統合に伴い閉鎖する県立尼崎と塚口の両病院の跡地利用計画を発表した。

いずれも民間に売却し、病院や介護老人保健施設などが整備される。


 尼崎病院跡地(東大物町1丁目)の事業予定者は、明石市の医療法人「明石医療センター」と大阪市の医療法人「愛仁会」からなるグループ。

1万7930平方メートルの土地と県立病院の建物を約35億円で買い取り、内科や外科など6診療科からなる新病院(2016年開業)や介護老人保健施設を整備する。

 塚口病院跡地(南塚口町6丁目)の事業予定者は、尼崎市内で杉安病院を運営する医療法人「兼誠会」と三菱地所レジデンスからなるグループ。

建物解体後に8923平方メートルの土地を約17億円で買い取り、8診療科からなる新病院(18年開業)や在宅総合支援センター、分譲マンションを建設する。

 県の統合計画では、来年4月末で尼崎病院と塚口病院を閉鎖し、市立尼崎産業高校跡地(東難波町2丁目)に阪神地域の基幹病院となる県立尼崎総合医療センターを開く。2年前から事業費約303億円をかけて建設工事が進んでいる。

 学識者らでつくる跡地処分検討委員会が今年3月から民間の事業提案を募集。県病院局は「地域医療や福祉への貢献度などを基準に選考した」としている。(宮武努)