医学部の新設について 宮城県知事記者会見

2014.07.30

医学部の新設について 宮城県知事記者会見 7・28

◆Q
 30日に医学部設置に係る構想審査会があって、早ければこの日に結論が出るかもしれないという話もある。

下村(博文)大臣が「結論は一、二カ月後に(出す)」ということも記者会見で話していたが、知事はどう受け止めているか。

■村井知事
 「一、二カ月延ばす」と大臣がおっしゃったわけですから、これはこの方向で議論が進んでいるのだろうという受け止め方をしております。

私どもは(締め切りの)5月30日直前に手を挙げて、慌てて構想書を作って提出をいたしました。

(これまでに)かなりいろいろな話が水面下で煮詰まってきておりますので、われわれといたしましては時間を延ばしていただいたほうが、より考え方を理解していただく意味で、助かるとは思っております。

◆Q
 再来年(平成28年)の春開設ということだが、なるべく早く結論を出してくれというのではなく、じっくり考えてほしいということか。

■村井知事
 宮城県に決まるならば、早く(結論を)出してほしいですね。
宮城県に決まるかどうか、「どうしようかな」と悩んでおられるのでしたら、時間を置いていただいたほうがわれわれには非常に助かると思いますし、有利だと思います。

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医学部新設 宮城県、教員確保へ検討委 河北新報 7・29
 
 東北への大学医学部新設に名乗りを挙げている宮城県は28日、文部科学省から宮城大医学部構想が採択された場合のカリキュラム編成と教員確保に向け、外部の医療関係者を中心とする検討委員会を設置することを決めた。村井嘉浩知事が委員長に就き、8月中にも初会合を開く見通し。
 関係者によると、検討委は宮城大をはじめ東北大や県医師会、臨床研究で実績がある大阪大医学部などの関係者10人程度で構成する。
 文科省の構想審査会は30日の第4回会合で設置団体を発表する方針を示したが、下村博文文科相は22日、決定を1~2カ月先延ばしする可能性を示唆した。情勢を踏まえ、県は早急に検討委を始動させ、詰め切れていないカリキュラム編成や教授陣の確保について具体化を急ぐとみられる。
 検討委は村井知事が宮城大医学部の特色として打ち出した総合診療医の育成や、地域の医療現場での臨床実習充実についても議論する。
 栗原キャンパスに整備する付属病院は、300床ある市立栗原中央病院の隣接地に新病棟を建設する。最終的な病床数は既設分を含め500床前後を念頭に、東北大医学部など地元医療機関との連携の在り方を探りながら決める。
 キャンパスは基礎教育に重点を置き、連携する東北大病院や各自治体病院などには、先端機器を駆使した高度医療などでの臨床実習受け入れを求める。
 医学部付属病院の整備に伴い、栗原市内の県立循環器・呼吸器病センターは一般病床150床を廃止する。結核病棟50床はキャンパス内に移す。
 新医学部は2016年4月開学の予定。構想を申請したのは東北薬科大(仙台市)、脳神経疾患研究所(郡山市)、宮城県の3団体。