医大新設「復興に必要」 各界関係者が誘致シンポ 郡山 福島民報

2014.05.13

医大新設「復興に必要」 各界関係者が誘致シンポ 郡山 福島民報 5・10
 
郡山市を中心とした各界関係者でつくる「福島県への医科大学誘致を推進する会」は9日、市内のホテルハマツで公開シンポジウムを開き、医大新設の必要性を訴えた。
 

文部科学省は東日本大震災の復興支援策として東北地方で1校に限り医学部新設を認める方針を示している。

脳神経疾患研究所を中核とする南東北グループは郡山市への医大医学部新設を同省に申請する予定。

推進する会は、医大医学部新設に対する理解を広め、機運を高めようと企画した。福島民報社などの後援。約1200人が来場した。
 

パネリストの品川萬里(まさと)郡山市長は「本県の医療は世界から関心を集めている。

2つ目の医大ができる意義は大きい」と述べた。芥川賞作家の玄侑宗久さんは「震災を契機に県内で芽生えている医師を目指す若者の意欲を受け止めるべきだ」と主張した。
 
瀬谷俊雄地域経済活性化支援機構社長は「本県をオールジャパンで支援する必要がある中、医大新設の実現は当然だ」との考えを示した。

福井邦顕日本全薬工業会長は「復興途上の本県で医学部新設はタイムリーな取り組みだ」と評価した。
 

菊地真医療機器センター理事長、内藤清吾郡山商工会議所副会頭、遠藤重子小金林保育園長、元東北大総長の吉本高志脳神経疾患研究所最高顧問、推進する会会長の滝田三良弁護士も医大新設の意義を強調。五十嵐忠行医療法人やすらぎ会理事長がコーディネーターを務めた。
 

南東北グループの渡辺一夫理事長・総長は「励ましに勇気が湧いた。何とか勝負に勝ちたい」と誘致成功に意欲を示した。



県内への医大新設の必要性を訴えるパネリストの(左から)品川市長、菊地理事長、瀬谷社長、福井会長、内藤副会頭、玄侑さん、遠藤園長、滝田弁護士、吉本最高顧問