医療法人の分割制度新設、15年以降に 与党・維新の協議決裂

2014.05.15

医療法人の分割制度新設、15年以降に 与党・維新の協議決裂
2014/5/14 19:28 日本経済新聞
 

政府・与党が検討している医療法人の分割制度の新設が、2015年以降に先送りされる見込みとなった。

与党と日本維新の会との間で進めていた医療・介護法案の修正協議が、最終的に決裂したため。

維新は単独で修正案を提出したが、14日の衆院厚生労働委員会で反対多数で否決された。

 医療法人の分割は、株式会社の「会社分割」に似た制度。

法人傘下の病院を、不採算部門とは切り離して別の医療法人に譲渡しやすくなるなど、病院の柔軟な再編を後押しする効果を見込む。

 政府・与党は医療機関の役割分担による効率化を促すため分割制度を設ける方針だが、慎重な医療関係者との調整にも配慮。

維新は与党との協議で、今国会で審議中の医療・介護法案のうち10月施行予定の医療法改正への追加を求めていたが、これを最終的に拒んだ。