理事長になって、最初の仕事が職員全員の解雇。悔しかった。潔く破産の手続きを取ろうかと考えた」。

2014.04.30

理事長になって、最初の仕事が職員全員の解雇。悔しかった。潔く破産の手続きを取ろうかと考えた」。7月11日に開院した南東北新生病院(福島県郡山市)の院長、松本秀一氏は、9日に行われた開院記念式典でこう語った。

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2011年3月11日の東日本大震災当日、郡山市中心部にある医療法人保科病院で院長を務めていた。

65年の歴史と伝統を持つ同病院は、主に慢性疾患の高齢者を受け入れる中規模の病院として、地域医療の一翼を担っていた。

それが震度6弱の地震に見舞われて建物が使えなくなり、休業に追い込まれた。郡山市による応急危険度判定の結果は、建物上部が倒壊する恐れのある「危険」だった。

建物が使えなくなった保科病院は、廃止の瀬戸際にあった

建物が使えなくなった保科病院は、廃止の瀬戸際にあった
 松本氏らは復旧の道を探ったが、結局、自立再建は断念せざるを得なかった。(理事長は実印おいて立ち去り・・)


 ところが、これまで患者を紹介してくれていた、同じ郡山市の民間病院、南東北グループにあいさつに行ったとき、思わぬ提案を受けた。

同グループが経営する総合南東北病院の北側の土地に、仮設の病院を建てて保科病院を再建してはどうかというのだ。
南東北グループは、日本で数えるほどしかない陽子線によるがん治療を手がけるなど、積極的に事業を展開している民間病院として知られている。


■「2年以内に免震構造の新病院を」

 郡山市では、東日本大震災の影響で別の大手民間病院の病棟も使えなくなっていた。そこへ、福島第1原発の事故が加わり、沿岸部から患者が押し寄せ、どの病院も入院患者の受け入れに苦労していた。http://shinsei.minamitohoku.or.jp/info/
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http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK12028_S1A710C1000000/

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK12028_S1A710C1000000/?df=2