南東北BNC研究センターの概要

2014.04.14

南東北BNCThttp://www.antm.or.jp/06_bnct/01.html研究センターの概要

 「 中性子捕捉療法(BNCT)とは

原子炉等から発生する中性子とそれに増感効果のあるほう素との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず、腫瘍細胞のみを選択的に破壊する治療法です。
現在は臨床研究の段階です。
がん細胞と正常細胞が混在している悪性度の高い脳腫瘍をはじめとするがんに特に効果的で生活の質(QOL)に優れています。」


郡山市の総合南東北病院に建設される(仮称)南東北BNCT研究センターには、京都大学と同型のベリリウムターゲット方式のサイクロトロンが設置されます。

ベリリウム(Be)とは、中性子ビームを発生させるための加速陽子のターゲット(標的)となる物質で、この方式は京都大学での実績があり、安全性も確認されています。

照射室の設計においても、患者さんは前室で準備し、ポジショニングをして照射室に搬入するなど、より安全性を考慮しています。

また、治療準備、照射が効率的に行われるように工夫し、1日あたり6人の照射を目標にしています。

センターの建設計画については、2013、14年度に研究棟の建設、BNCT装置の設置、および安全性試験を実施し、ハード面での整備調整を実施します。

2014年度には装置の性能向上試験、すなわち中性子の密度を濃くして照射時間を短くする実験をあわせて行います。

周辺機器開発、関連技術の開発は京都大学と筑波大学が分担、次世代製薬ならびに免疫学的サポートについては東京理科大学が担当、その成果を順次導入していく予定です。

このほかにも大阪大学、大阪医科大学、川崎医科大学など、多くのBNCT研究に取り組む研究機関との間でオールジャパンの連携を進めていくことになります


http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/southerncross/2013-76/top.html

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 30余年に亘る大学歯学部の教授職を辞して後、福島県郡山市の総合南東北病院に勤めて5年になります。横浜市の鶴見から新幹線での通勤にも慣れました。
 
今、歯科の枠を越えホウ素中性子補足療法(BNCT)を、世界で初めて南東北病院に起ち上げるために全智全能を傾けております。

43億円の復興予算を頂戴した国家プロジェクトなので、その責任と期待を背負いつつ取り組んでおります。

 建設は2013年3月に起工し、2014年にはサイクロトロンが搬入され14年中に完成し、2015年から頭頚部進行がんを対象とした治験に入る予定です。 

 現在、不治といわれる再発がん治療の可能性を追求することは、我が人生の最終目標に値します。
国際医療の方も順調に進み近い将来世界に向けて、がん治療に関わるホスピタルシェアのネットワークを構築します。
医療者として医科学者として冥利に尽きる思いで、超多忙に人生最後の直線距離をひた走っています。

2014年1月27日 瀬戸 晥一
 
 




http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/minamitouhoku/topnews/201303/topic-etc.htm