市立旭川病院61床減*6床室撤廃 稼働率8割に

2014.03.04

市立旭川病院61床減*6床室撤廃 稼働率8割に
2014.03.01 北海道新聞朝 


 市立旭川病院は3月から、一般病床を現在の457床から61床減らし、396床にする。

現在のベッド稼働率が約7割なのに対し、削減後は8割超を維持する見込み。
病床削減に伴い、1部屋のベッド数が最も多い6床室を撤廃し、入院患者の快適性を高める。(佐藤圭史)

 各科の病床削減数は、代謝内科が14床減らして10床に、消化器内科が11床減らして60床に、耳鼻咽喉科が7床減らして8床にする。

病室は現在14部屋ある6床室をなくし、4床室を13部屋増やして22部屋とする。

個室も8部屋増やして69部屋にする。個室の増床分は重症患者用に使うが、将来的に入院患者が差額分を支払って入る「特別室」の増床も検討していく。

 公立病院は病床数によって国から交付税措置を受けることができ、市立旭川病院の場合、1床当たり年間71万円になる。

しかし、国は13年度末までの病床削減分を考慮する方針を示しており、市立旭川病院は17年度まで、削減する61床分の交付税措置も受けることができる予定。

 ベッド稼働率の向上は、市立旭川病院の経営方針と方向性を示した中期経営計画で、病床の効率的な運用のための課題となっていた。

入院を休止している整形外科を除くベッド稼働率は、精神病床(100床)と感染症病床(6床)を含め、13年度(4~12月)が70・5%。10~12年度は76・7%~78・5%で推移しており、病床削減後は80%を見込む。

 同病院は「病床削減によって、入院できない患者が増えるという事態は想定していない」としている