MDV調査  病院の後発品数量シェア、2年で6.3ポイント上昇

2014.03.05

MDV調査  病院の後発品数量シェア、2年で6.3ポイント上昇
2014.03.03 日刊薬業 



 医療データの調査・分析を行うメディカル・データ・ビジョン(MDV、東京都千代田区)が28日に発表した後発医薬品の数量シェアに関する処方実態調査によると、

2011年11月から13年11月までで、病院の後発品数量シェアの平均値は6.3ポイント上昇していた。

後発品処方数量が一番多い「制酸剤、抗鼓腸剤、抗潰瘍剤」の後発品の中で最も処方数が多かったのはレバミピド(先発医薬品名「ムコスタ」)だった。

 後発品数量シェアの平均値は11年の37.9%から13年は44.2%に増加した。

数量シェア別の病院数の推移では、60%以上の病院は6施設から16施設に増加。

30%未満の病院は22施設から17施設に減少した。

病院種別では、公立病院が44.2%から54.4%となり、公的病院(35.6%から43.8%)、民間病院(36.7%から42.7%)に比べて高い伸び率となった。

病院規模別では、200~499床が45.0%から54.0%に大きく伸びた。500床以上も37.3%から44.0%に、199床以下も35.1%から43.6%に伸びた。

 後発品処方数量のトップは「制酸剤、抗鼓腸剤、抗潰瘍剤」で、次いで「全身用抗菌剤」「麻酔剤」となった。

「制酸剤、抗鼓腸剤、抗潰瘍剤」は48.2%から57.9%に伸びた。10ポイント以上数量シェアが上昇した薬効群は「精神抑制薬」「カルシウム拮抗剤」「心臓治療薬」「鎮痛剤」「機能性胃腸障害用薬」だった。

 「制酸剤、抗鼓腸剤、抗潰瘍剤」を見ると、最も処方数が多かったのはレバミピドで11.3%から29.9%に伸びた。H2拮抗剤は31.1%から39.9%に、PPIも13.0%から25.1%に伸びた。

 調査は同社が保有する「診療データベース」から抽出分析し、数量シェアは厚生労働省のGEマスタを基に算出した。

2次利用の許諾を得ており、調査対象期間のデータが全てそろっている75病院を対象とした。