和泉市立病院:職員確保へ支度金 市、予算案に3億円

2014.02.26

和泉市立病院:職員確保へ支度金 市、予算案に3億円 /大阪
2014.02.25 毎日新聞



 来年度から指定管理者制度に移行する和泉市立病院を巡り、和泉市は24日、指定管理者となる医療法人徳洲会の職員募集を支援するため、4月以降も勤務を続ける看護師らに「就業支度金」を貸し付ける制度を設けると発表した。

半数近くが病院に残らない意向を示しており、その引き留めや新たな人材確保が狙い。

市は費用として3億5800万円を2014年度当初予算案に計上する。

 市によると、市立病院には、看護師や薬剤師などの医療職員(医師を除く)366人が勤務。

市は3月末で解雇し、4月以降は徳洲会が雇用主となる。

しかし、ベテラン医療職の給与水準が低く、市の調査に対して病院に残ると答えたのは201人にとどまり、残りは市の事務職員への職種変更や他病院への転職を希望した。

 就業支度金は、新病院に就職する医療職員に1人上限50万~300万円を無利子で貸し付け、3年間勤務すれば返済を免除するもの。
原資はすべて和泉市が負担し、徳洲会が貸し付ける。

 一方、市は職種変更を希望した看護師ら105人を事務職員として4月から受け入れる。

アルバイト職員や新規採用の削減で対応する。
辻宏康市長は「指定管理者制度は地域医療のために必要なので仕方ない」と話した。