酒田市 庄内地域医療情報ネットワーク研究大会 「ちょうかいネット」の利用拡大考える

2014.02.25

酒田市 庄内地域医療情報ネットワーク研究大会 「ちょうかいネット」の利用拡大考える
2014.02.24山形新聞


 庄内地方の医療情報ネットワーク「ちょうかいネット」の利用拡大を目的に、庄内地域医療情報ネットワーク研究大会が23日、酒田市のホテルリッチ&ガーデン酒田で開かれた。

村上正泰山形大大学院医学系研究科教授が「医療制度改革と地域連携」と題して講演し、人口減少や高齢化が進む社会で医療機関が連携する重要性を指摘した。

 ちょうかいネットは総合病院やかかりつけ医、介護事業所などが患者の診療情報を共有するシステムで、一体化した医療サービスの提供を目指す。2011年にスタートし、今月1日現在の登録患者数は1万638人。

ネットワーク協議会が酒田と鶴岡の2地区に分かれていることから、相互に情報交換を図ろうと企画した。約110人が参加した。

 講演で、村上教授は人口減に伴って患者数が減少するものの、高齢患者は増加するとし、長期入院や慢性疾患への日常的対応が不可欠になると推測、ちょうかいネットを活用した地域包括ケアの必要性を強調した。

慢性期治療や介護へのニーズは大幅に増えるとし「地域ごとに必要な医療機能を分析し、病院や診療所が競うのではなく、それぞれの強みを発揮して補完する関係になるのが理想的だ」などと述べた。

 続いて、ちょうかいネットを利用する病院などが現状や活用状況を報告した。