岩浅嘉仁・徳島県阿南市長

2014.02.10

岩浅嘉仁・徳島県阿南市長
2014.02.07毎日新聞


――阿南医師会中央病院と阿南共栄病院との統合について教えてください。

 ◆地域医療の将来を見据えた阿南市医師会のご決断で、阿南医師会中央病院の資産及び経営権について、阿南共栄病院を運営する徳島県厚生農業協同組合連合会(JA徳島厚生連)に譲渡する形で、両病院の統合への道が開かれ、昨年11月に「阿南中央医療センター(仮称)設立に向けての覚書」を締結し、詳細な協議が始まっています。

現在の阿南医師会中央病院の建物は生かし、隣接して新病院を建設し、17年度内のオープンが目標と聞いています。
協議が円滑に行われるよう阿南市としても支援していきます。

 阿南市を含む県南部地域の人口は今後も減少傾向にあり、医療需要も中長期的に縮小すると考えられ、救急医療体制の維持などが困難になる前に、効率的な医療提供体制の確立を図ることは、市民の安全・安心のためになることだと考えています。

 両病院の統合で、一次・二次救急医療体制の充実・強化と、三次救急医療機関にできる限り依存しない診療機能を整備し、阿南市として自立的な医療提供体制の構築や、産科・小児科医療体制の強化が図れるものと大いに期待しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新病院設立覚書に調印 統合の阿南中央と共栄   2013/11/23 徳島新聞        

新病院設立覚書に調印 統合の阿南中央と共栄 統合することが明らかになった阿南市の阿南共栄病院(羽ノ浦町)と阿南医師会中央病院(宝田町)をそれぞれ経営するJA徳島厚生連と市医師会、市の3者が22日、新病院「阿南中央医療センター」(仮称)の設立に向けて覚書を交わした。2017年度設立を目指す。

 調印式が同市富岡町の阿南ひまわり会館で行われ、厚生連経営管理委員会の荒井義之会長(JA徳島中央会会長)と市医師会の岸彰会長、岩浅嘉仁市長の3人が覚書に署名・押印した。

 荒井会長は、厚生連に経営権などを無償譲渡する市医師会に対し「英断してくれたことに感謝したい」と謝辞を述べた上で「365日・24時間体制の2次救急医療や回復期リハビリテーション、緩和ケアなどの医療を切れ目なくできる病院にしたい」と抱負を語った。

 岸会長は「先を見据えた地域医療のために決断した。今後も全力で協力する」と話し、岩浅市長は「市の中核医療センターになるよう可能な支援をしたい」と約束した。

 覚書では、厚生連は市医師会から譲渡を受ける中央病院病棟の隣に新病棟を建設。新たな医療センターとして2次救急の維持や産科、小児科の充実を図るとしている。

 調印式後、病床数や診療科目数など新病院の具体的な経営内容を決める「阿南中央医療センター(仮称)設立委員会」の初会合を開き、規約を承認したほか会長に荒井氏を選任した。