建築費30億円上積み 桑名市の新病院、再入札へ工期延長 

2014.01.30

建築費30億円上積み 桑名市の新病院、再入札へ工期延長 /三重県
2014.01.29 朝日新聞



 業者の参加がなく工事の入札を中止した桑名市の新病院建設について、伊藤徳宇市長は28日に記者会見し、工事費を33億円余増やし、工期も3カ月ほど延ばして、再度、入札手続きに入ると発表した。

市が目指した2015年春からの段階的オープンの計画は1年遅れになる見通しだ。

 伊藤市長は「政治は結果で、開院が遅れることを申し訳なく思う。負担も増えるが、市にとって地域医療の整備は最優先の課題だと考えている」と市民に理解を求めた。

 市や、新病院づくりを共に進めている地方独立行政法人「桑名市総合医療センター」の説明によると、最近の資材の値上がりや作業員確保の難しさを分析し、新棟建築費を30億8千万円余、既存棟改修費を約2億8千万円余、それぞれ引き上げた。

工期については17カ月と見ていたが、20カ月程度と修正した。

 これにより、工事費以外(民間病院買い取り費など)も含めた総事業費は174億円余となる。

当初の計画は106億円で、昨年6月議会で病床拡大などを理由に35億円増額したことと合わせ、大幅な事業費増になった。

 新病院は2月に入札を公告し、順調に行けば6月ごろに着工、2016年1月に新棟が完工し、同年春ごろからの段階的なオープンになる見通し。