横須賀市民病院、小児科の入院休止 4月から

2014.01.29

横須賀市民病院、小児科の入院休止 4月から /神奈川県
2014.01.28 朝日新聞



 横須賀市は27日、市立市民病院(横須賀市長坂1丁目)の小児科の入院受け入れを4月から休止する方針を、市議会教育福祉常任委員会協議会で報告した。

小児科の入院患者は市立うわまち病院(同市上町2丁目)に集約する。

2病院で小児科医は15人いるが、新年度は11人しか確保できないためという。

 市地域医療推進課によると、現在はうわまち病院の10人と市民病院5人の計15人の医師で小児科の診療にあたっている。

しかし、3月までに6人が離職し、補充は2人しか決まっていないという。

2病院の管理を担当している地域医療振興協会(東京都千代田区)から、1病院への集約の提案があったという。

 市民病院の小児科では1日平均の入院患者数は2・5人、うわまち病院は27・5人。

市民病院では2010年度途中から産科を休止し、11年度から子ども向けの集中治療室も廃止した。

このため医師が新生児に接する機会が少なく、技術を向上させられないことも離職が進む原因だという。

 4月以降は、市民病院にいる小児科医は原則1人になる。

外来患者については時間を延長して午後3時まで診療し、紹介状のない患者も受け入れる。1次救急にも対応する。

 市民病院は今年度予算で約1億円の赤字。
小児科の入院をやめることで7500万円が削減できるという。(北崎礼子)