新築移転で50億円要望 木沢記念病院 補助金、美濃加茂市に

2013.12.14

新築移転で50億円要望 木沢記念病院 補助金、美濃加茂市に
2013.12.12 中日新聞



 【岐阜県】美濃加茂市古井町下古井の木沢記念病院の新築移転計画で、病院を運営する社会医療法人「厚生会」が、建設補助金として計五十億円を市に要望していることが分かった。
十一日の市議会一般質問で、海老和允副市長が明らかにした。

 市と厚生会が二〇一二年四月に結んだ「地域医療体制の強化に関する協定」によると、新病院は同市蜂屋町の旧県生物工学研究所跡地約八万六千七百平方メートルを中心に建設する。
用地は今後、市が県から取得し、粗造成した上で厚生会に売却する。

 一般質問では片桐美良議員(新生会)、水越甲子議員(共産)らが「建設費の補助は必要ないと聞いていた」「協定の内容にはなかった」などと市の対応をただした。

 海老副市長は「十月三十日に五十億円の支援申請がされた」と説明。

その上で「現在、厚生会とは協定書の内容に従い交渉をしている」と述べ、建設補助金は「議会と協議の上、必要と判断されれば、新たな協定を締結することで支援していきたい」と答弁した。

 金額については「五十億円は、分割にせよ財政上は無理だと考えている」として市単独での支援を否定。

さらに「可茂地域の市町村が一体になった支援でも困難ではないか。県全体の支援が必要と考えている」と述べた。

 近隣自治体では、関市がJA県厚生連中濃厚生病院の移転新築に対し、一九九七~二〇一一年度にかけて計二十四億円を支援している。

木沢記念病院は四百五十二床で、加茂地域唯一の二次救急医療機関。

施設が老朽化し、手狭になったための移転で、山田實紘理事長は「地域の公的病院として、住民の健康を守る役割を担っていることへの支援と考えてほしい」と説明している。(酒井健)


////////////////////////////////////////////////////

旧生物工学研究所跡地について。美濃加茂市 
議会議事録 抜粋

旧生物工学研究所跡地活用については、第5次総合計画や定住自立圏構想に掲げるビジョン実現に向け、市が県より土地を取得し、

社会医療法人厚生会木沢記念病院に売却し、地域医療機関との連携強化、救急医療体制の充実、周産期医療を含む小児救急医療の充実、基幹医療機関としての環境整備、医療関係の人材育成機能の整備の実現に向け、本年3月8日に美濃加茂市と社会医療法人厚生会との間で協定書が結ばれました。

春の段階では、土地価格は交渉中と聞いておりますが、その交渉状況と具体的な構想、今後の予定につきまして御所見をお伺いいたします。