施工ミスの「はまゆう病院」、新本館完成 和歌山

2013.11.26

施工ミスの「はまゆう病院」、新本館完成 和歌山
2013年11月26日朝日新聞

 施工ミスが発覚し、建て替え工事が進められていた白浜町の白浜はまゆう病院の新本館が25日、完成し、内部が報道陣に公開された。
新本館での診察は12月24日から始める。

 同病院の新本館工事は、当初、2012年8月末の完成予定で11年3月に着工した。

だが、同年12月に柱61本が設計とずれていたことが判明し工事を中断。

同病院を経営する町の外郭団体の白浜医療福祉財団(理事長・井澗〈いたに〉誠町長)が12年5月に、施工業者との契約を解除し基礎地盤を残して構造物をすべて撤去させた。

同年7月、別の施工業者と契約し工事を進めてきた。

 新しい本館は、鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造りで地下1階、地上5階。

延べ床面積が1万1838平方メートルで、病床数は107床。病室やリハビリのための機能訓練室などを備えている。

同財団によると、現在の本館は年明けから解体工事を進め、跡地には約150台が駐車できる駐車場や温泉治療用のプール、リハビリ管理室などを整備する計画という。

 担当者は「施工ミス問題で完成が1年3カ月も遅れたが、新しい本館では待合室や病室などから白良浜や田辺湾などが見渡せる環境のなかで治療に専念できる」と話している。