広島市立4病院の役割明確に 来年4月独法化で市中期目標案 患者相談体制も充実

2013.10.15

広島市立4病院の役割明確に 来年4月独法化で市中期目標案 患者相談体制も充実
2013.10.09 中国新聞



来年4月独法化 ・市立4病院 役割明確に

広島市が中期目標案 患者相談体制も充実

 
広島市は、来年4月に地方独立行政法人化する市立4病院の中期目標案をまとめた。

財政、人事両面で柔軟な運営ができる利点を生かし、当初4年間に達成すべき目標として必要な人材確保による医療の質向上や、患者の相談体制の充実を掲げ、各病院の特色を生かした役割分担を盛り込んだ。
今月18日まで募る市民意見を踏まえ、12月に決める。(岡田浩平)

 広島市民(中区)と安佐市民(安佐北区)は重篤者の救急やがん診療、
舟入(中区)は小児救急や感染症対策、
総合リハビリテーションセンター(安佐南区)は回復期のリハビリを担う。
4年間の経営方針となる中期目標に、各病院の役割をあらためて示した。

 老朽化している安佐市民は「建て替えを進める」と明記した。
建設場所については現在地か、約2キロ北西の荒下地区への移転か、触れていない。

 患者サービス向上に向け、退院後の介護支援などを助言する医療ソーシャルワーカーの増員など相談体制充実も掲げた。
法人化に伴い、市の人事とは別枠で採用時期や人数を決められるようになる。年度途中の職員採用や短時間勤務の導入など必要に応じた人材の確保を目指す。

 中期目標案は市のホームページや4病院の事務室で公開。市民意見は市病院事業局経営管理課で受け付ける。Tel082(504)2756。電子メールhkanri@city.hiroshima.lg.jp

<広島市立4病院の中期目標案>

病院名(所在地)      個別の役割          共通の項目

広島市民(中区基町)    
・初期から3次までの救急医療 ・患者や家族の相談体制充実・高度の周産期医療 ・地域包括支援センターや介護サービス事業所との連携強化

安佐市民(安佐北区可部南) ・県北や島根県の患者受け入れ ・医師や看護師の多様な採用方法、雇用形態の導入・へき地医療の拠点・最新の医療機器の計画的な購入

舟入(中区舟入幸町)    
・小児救急・感染症対策

総合リハビリテーションセンター(安佐南区伴南)

・専門的な回復期のリハビリ・災害時の後方支援