白衣の天使は20色 雰囲気明るく...ピンクや紺人気 蒲郡市民病院、全部署で

2013.10.07

白衣の天使は20色 雰囲気明るく…ピンクや紺人気 蒲郡市民病院、全部署で/愛知県
2013.10.04 朝日新聞



 「白衣の天使」も十人十色の時代がきた――。

蒲郡市民病院は3日から、看護師264人の制服を白衣から色とりどりのカラー制服に切り替えた。

院内の雰囲気を明るくし、親しみを持ってもらうほか、好みに合った色をまとって働く意欲の向上にもつながると期待されている。


 同病院によると、手術室や産科病棟など部分的にカラー制服を導入している病院は増えているが、非常勤やパートを除き、全部署の看護師にカラー制服を導入するのは県内の公立病院で初めてという。

 昨年、院内に被服検討委員会を設置し、カラー化について検討。看護師の印象が変わったり、顔色を良く見せたりする効果があり、白衣を見るだけで血圧が高くなる「白衣高血圧」の人へも配慮できるとして採用を決めた。

 デザインや色は、看護師による人気投票などを参考に選んだ。従来の白衣のほか、色やデザインの異なる中から1人2着まで選択できるようにした。

 用意した52色の中から、人気が高かったのはピンクや紺、ワインレッドなど。看護師たちが選んだのは最終的に20色に上った。緑とワインレッドを選んだ脳神経外科の田中彩加さん(23)は「病院内の雰囲気が明るくなり、仕事へのモチベーションもあがりますね」と話す。

 一方、「白衣に比べて下着が透けにくい色を選んだ」「患者さんが元気になる色を意識した」という看護師もいた。

 (松永佳伸)