医師配置の司令塔「全国に」 厚労省 若手派遣を制度化へ

2013.08.19

医師配置の司令塔「全国に」 厚労省 若手派遣を制度化へ
2013.08.18読売新聞



 厚生労働省は、医師配置の司令塔となる「地域医療支援センター」http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/chiiki_iryou/を全都道府県に配置することを決めた。

センター設置の努力義務規定を来年の通常国会に提出予定の医療法改正案に盛り込み、医師不足が深刻な地域に若手医師を配置する仕組みを制度化する。

 大学医学部と医科大学は、医師免許取得後も一定期間を特定地域内の医療機関で働くことを条件に入学させる「地域枠」を設けている。

地域枠には全国で年に1400人前後が入学している。

 センターは県庁や大学病院などに設けられ、医師不足が深刻な地域を分析し、地域枠卒の若手医師たちの配置を調整する。

また、地域枠卒以外の医師の確保も独自に行う。

 医師は「高い医療技術を身に着けにくい」とへき地勤務を敬遠しがちなので、へき地だけでなく、都市部の病院で働く期間を設けるなど勤務形態も配慮する。

学会出席などで医師が勤務する病院を空ける時は、代わって診療する医師の派遣も行う。

 厚労省はセンターを設置した自治体に年3200万円を補助する事業を行い、2013年度は30道府県に設置される見込みだが、法改正で全国での設置を促す。