◎分娩制限中の綾部市立病院 福知山市民病院が支援 協定締結 緊急時、患者受け入れ

2013.08.12

◎分娩制限中の綾部市立病院 福知山市民病院が支援 協定締結 緊急時、患者受け入れ
2013.08.09京都新聞



 産婦人科医の休退職に伴い、分娩(ぶんべん)(お産)を制限している綾部市立病院は8日、福知山市民病院と産婦人科診療に関する支援協定を結んだ。緊急時に福知山市民病院が患者を受け入れたり、医師を派遣したりする。

 綾部市立病院は産婦人科医が4人いたが、昨年10月に1人が休職、3月末に2人が退職し、分娩を休止した。4月には休職中の1人が非常勤で復帰。8月以降は府立医科大北部医療センター(与謝野町)から週2回の派遣が可能となり、帝王切開に限定して分娩を再開したが、常勤医は1人のままで出産が重なった時などの対応に不安が残っていた。

 安心安全な周産期医療を確保するため、福知山市民病院に支援を要請、両病院で連携内容を協議してきた。

 締結式には、綾部市立病院の鴻巣寛院長と福知山市民病院の香川惠造院長が出席、協定書に調印した。両院長は「医師不足は府北部全体の課題。広域で協力し、地域医療を守っていく」と述べた。(長尾康行)