在宅患者、急変時の入院受け入れに四日市市が補助金 /三重県

2013.08.09

在宅患者、急変時の入院受け入れに四日市市が補助金 /三重県
2013.08.08 朝日新聞


 四日市市は、在宅医療を支援する新事業に乗り出した。在宅患者の病状が急変した際、入院を受け入れた医療機関に補助金を出す。円滑な受け入れ態勢をつくることで、患者や家族が安心して療養生活を送れるようにする狙いだ。

 市によると、東京都内の日野市と板橋、杉並、新宿の3区で実施されているが、県内では初の試み。

 市内では現在、在宅患者の病状が急変した際、市立四日市病院、県立総合医療センター、四日市社会保険病院、菰野厚生病院が受け入れている。

しかし、いずれも救急医療を担う病院で、生命にかかわらないケースでの入院を受け入れるのは難しいのが現状だ。

 そこで市は、主治医から「生命にかかわるほどの病状変化ではないが、入院が必要だ」と判断された在宅患者を受け入れてくれる医療機関を募ることにした。

 今月1日から、受け入れた医療機関に対して入院1日あたり1万4千円(利用1回につき14日以内)を補助する。

2013年度は総額1260万円の予算を組んだ。協力病院は現在、小山田記念温泉病院、主体会病院、富田浜病院、みたき総合病院、山中胃腸科病院、佐藤クリニックの計6病院・診療所。

田中俊行市長は、地域医療を進める試みだとし、「在宅患者や家族にとって一歩も二歩も進んだサービスになる」と話している。



朝日新聞社