県:「東朋香芝」の後継病院を公募 指定取り消しで 

2013.06.30

県:「東朋香芝」の後継病院を公募 指定取り消しで /奈良
2013.06.29 毎日新聞 


 県は28日、診療報酬を不正請求したとして、近畿厚生局が保険医療機関指定を10月1日付で取り消す総合病院「東朋香芝病院」(香芝市瓦口、288床)の後継病院の公募を始めた。

県が開設計画を審査し、9月上旬に決定する。年間1000件以上の救急搬送を受け入れ可能で、10月1日から診療を始められる――などが審査基準となる。

 同病院は医療法人気象会(大阪市)が運営。近畿厚生局によると、07年10月~09年11月、看護師の夜勤時間を偽るなどして診療報酬計137件、約990万円を不正請求した。気象会は27日、処分取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 県によると、募集する病院は288床以内で、1病院とは限らない。東朋香芝病院は年間1000件以上の救急搬送を受け入れており、同程度の受け入れが条件。新規に限らず、既存病院の増床も対象となる。

 同病院の患者への医療を確保し、大和高田市など8市町村でつくる中和医療圏の医療体制に空白を生じさせないよう、10月1日に診療開始できる病院を優先。県は医療審議会などに意見を聞き、病床の配分を決める。

 応募に必要な参加申込書(7月31日締め切り)と事前協議書(8月23日締め切り)は、県地域医療連携課のホームページで入手できる。