中央病院救急救命科部長伊藤史生医師の講演

2013.06.26

中央病院救急救命科部長伊藤史生医師の講演
ちば医療ネットに興味深い記事が載りました。
http://www.iryonet.pref.chiba.lg.jp/article/news/20130523/01/01.html(6・23大塚ゆうじブログ)

今年の3月に旭中央病院行われた千葉県海匝地区地域医療連携懇談会のレポートが掲載されています。最初から最後まで興味深い内容ですので、
是非、リンクから記事を通読していただきたいと思います。

本ブログでは冒頭の講演である旭中央病院救急救命科部長伊藤史生医師の
要旨をご紹介しつつ、問題点を探ります。

旭中央病院の救急外来受診者数は1日164名で、そのうち17名が入院します。
成田赤十字病院の場合、前者が66名で後者が12名であり、旭中央病院より
入院する救急患者の割合が高くなっています。

しかしこれはコンビニ受診ではなく、海匝地域に軽症患者を診る初期救急体制が
気付かれておらず(今年の3月時点)、他の病院の受け入れ能力が落ちているために
このような状況になっていると説明されています。

当地域は開業医も含めて医師数が少ないために、このようなことになりますが、
開業医を増やすにはまず中央病院の医師を増やすことが大切です。
なぜなら中央病院常勤医師の一定数は地域で開業をするからです。

中央病院救急の年間受診者数は年間59905名で、11年前の44338名から
比較して大きく増えています。地域の人口は減っているのですが、高齢化率が
高くなっているため、病気になる人は増えているのです。この傾向は
今後ますます強まります。

中央病院の病床稼働率は95%であり、病床が自転車操業と
なっていることがわかります。

これらの問題を解決するために中央病院から他の病院や施設に医師を
派遣することも大切となってきます。

そして中心となる病院群は経営統合して、円滑に医療が回るようにすべきです