旭中央病院検討委員会の報告書

2013.06.10

千葉県旭市議会議員 大塚ゆうじのブログ(6・9)

期限を守るということ

一般質問二日目の佐久間茂樹議員の質問の最後に
明智市長が変なことを言いました。
旭中央病院検討委員会の報告書についてです。

報告書には平成26年度末までに地方独立行政法人へと移行すべきと書いています。

これについて明智市長は「尊重はするが必ずしも
とらわれない」と発言しました。
つまり期日を無視する可能性があるということです。

なぜあのような報告書が出たかというと今のままでは良くないからです。

滑川公英議員が指摘していた通り、患者さんは次のようなことで不満を持っています。

1 長い外来待ち時間
2 中々入院させてもらえない。入院してもすぐ退院させられる。
3 意に反して通院先の変更を求められる。

この問題を解決するための最善の方法が独立行政法人化による病院同士の経営統合です。

つまり報告書の期限を無視するということは、
患者さんの不満を放置するということです。

市民の理解を得ることが大切なのであのようなことを言ったのかも知れませんが、経営形態にこだわっている市民は全体から見て少数であり、むしろ上に書いたようなことを早く解決してほしいと思っている市民の方が圧倒的に多いと思います。

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市長発言の裏にあるもの
市長の旭中央病院検討委員会報告書に対する発言には
市長派議員、特に以下の3に該当する議員の意向が
反映されているように思えます。

非市長派議員は独法推進議員が多いのですが、市長派議員は
3つに分かれます。

1 良識的な考えを持っている議員
2 何も言わない議員
3 独法に反対している議員

まず1ですが、市長派に属するあるベテラン議員は全員協議会で
次のように発言しました。

「独法そのものに反対しているわけではない。独法にすることが
目的なら反対。きちんとした理由があって、それが
市民に理解されるのであれば賛成。」

この発言をした議員は、病院を良くするために
会派を超えた協力が必要であるとの考えを持っています。

私は今すぐこの瞬間にでも独法にした方が患者のため
市民のためになると思っていますが、制度を変えるためには
実際にはこの議員が言っている方法が現実的で賛同出来ます。

次に2ですが、こちらも正しいと思います。

医療問題は複雑であり、相当情報を集めて分析しなければ
正しい判断をすることは困難です。ですからある程度
情報が集まるまで、あるいは市民、患者、職員の
コンセンサスが得られるまで何も発言しないという
慎重な姿勢は正しいと思います。

3については市民をがっかりさせる議員が入っています。

典型的な議員は独法には反対ですが、どうすれば病院が
もっと良くなるかについて具体的な案を持っていません。
ひどい議員になると自分の支援者だけは、入院が必要なあるいは緊急の対応が
求められる疾患でもないのに、優先的に診察してもらうように
病院に来て圧力をかけています。政治家の仕事は公の利益のために
汗を流すことです。これが出来ないのであれば政治家失格です。

独法化による経営統合に反対であれば一部市民グループのように
理由をつけて堂々と反論をすべきです。それすらせずに陰でこそこそと
支援者のためだけに汗を流す行為は市民の理解を得られません。

一部の心無い議員には公益のために仕事をすることを望みます。