「60億円が消える!?」

2013.06.08

「60億円が消える!?」
千葉県旭市議会議員 大塚ゆうじのブログ
(6・7)

ここに60億円があります。

旭中央病院に渡して医療の質向上に使いますか?
それとも退職する市外の自治体職員にあげますか?
このような問題が現実に起こっています。

旭中央病院が地方独立行政法人になると退職手当の務を取り扱っている千葉県市町村総合事務組合から脱退することになります。

同組合は県内の58市町村等から退職手当負担金を受け取り、退職者に退職手当を支払っています。

中央病院は職員の平均勤務年数が短いため同組合に支払う負担金より退職者が受け取る退職手当の方が少なく、昭和30年の加入後の累計収支は102億円に達します。

この102億円がすべて中央病院のものではなく、同組合の建物や人件費にも使われるので、支払った負担金総額の1割が脱退時に引かれます。

昭和30年から支払った負担金の総額は186億円余りであり、本来であれば102-18.6=83億円強戻ってくるところですが、実際には22億円しか戻ってきません。

千葉県市町村総合事務組合市町村負担金条例13条2項には脱退時の清算方法が規定されていますが、中央病院が脱退する際には旭市として脱退したと仮定して、その時の還付金を中央病院と旭市役所で山分けするという方法で計算することが規定されています。

ですから中央病院単独で計算した場合と大きな差が出ます。
今まで脱退した団体の計算方法を中央病院に当てはめると83億円になります。その差額60億円余りが中央病院の「損失」になります。

当たり前ですが、この馬鹿げた計算が市民に通用するはずはありません。

本来、中央病院に入って医療の質向上に使われる資金が他の自治体の退職手当に使われることを容認する市民など一人もいないと思います。

今後、市長が嘆願書、市議会が意見書を出して改善を求めるべきです。

また、明らかに独法の財産権を侵害しているので、
条例の無効確認訴訟など法廷闘争に持ち込むのも一法かと思います。

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2013-06-04
6月議会の一般質問旭市議会6月議会の一般質問の内容が公表されました。
http://www.city.asahi.lg.jp/sisei/gikai/gikai004.html



課長に聞いて済む質問を一般質問に取り上げる理由は
議事録という形で証拠に残るからです。

退職手当負担金の問題で中央病院が食い物にされていることは多くの市民が認識するようになったと思います。このまま放置すると中央病院は骨の髄までしゃぶりつくされる可能性があります。

質問の一つ目はこの問題について旭市がどうするのかの答弁を求めています。
場合によっては退職手当を処理している千葉県市町村総合事務組合に対して行政訴訟を起こすことも検討ています。あまりにもわかりきった
質問を敢えてするのは裁判の証拠になるからです。