平成25年度 日立市予算特集 ひたちらしさ未来へ 吉成明市長に聞く

2013.06.24

平成25年度 日立市予算特集 ひたちらしさ未来へ 吉成明市長に聞く
2013.06.21 茨城新聞 


東日本大震災後に進めてきた復興計画の最終年度を迎えた日立市。今年度も震災からの復旧・復興施策を最優先とした予算編成となり、まちの活力を育み、市民生活の安全・安心を支える大型事業を盛り込んだ。吉成明市長に今年度市政運営の方針などを聞いた。(聞き手は寺内洋二茨城新聞社日立支社長)

■一般会計625億7400万円 将来見据え基盤を整備

-予算はどのような編成になりましたか。


今年度予算は、厳しい状況下にありますが、このような大型事業を盛り込み、昨年度に引き続き、震災からの復旧・復興施策を最優先として取り組むとともに、市民生活の安全・安心を支える地域医療体制の確保や、新交通システム(BRT)の延伸、大甕駅周辺地区の整備など、将来を見据えた都市基盤の整備に向けて取り組む予算としました。

■「ひたちBRT」延伸 まちの活力個性を育む

-日立市総合計画が2年目を迎えました。今後の取り組みについてお聞かせください。
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■前立腺がん死亡ゼロへ 検診費用の一部を助成

-健やかで安心して暮らすための地域医療充実への取り組みについてお聞かせください。

団塊世代が75歳以上を迎える平成37年を見据え、地域医療の充実は重要な課題と考えています。

市内医療体制の中心的な役割を担っている日立総合病院では、市が東京医科大学と締結する寄附講座事業を継続することで、医師確保が図られ、これまで同様に安心して出産できる体制を維持しています。

更に、昨年10月、県北地域で初めてとなる救命救急センターが運用を開始し、高度な第三次救急医療の提供により救命率の向上につながっています。

市としては、医師会等からの要望を踏まえ、同センターが本来の機能及び役割を十分に果たせるよう、
特に公益性の高い第二次救急医療機関(社会医療法人)に対し、耐震化を含む新病院建設や救急医療に対応する医療機器整備への支援を行います。

また、平成23年度に市が支援を行い、日立総合病院が導入した手術支援ロボット「ダヴィンチ」は、前立腺がんの手術に大きな効果を発揮しています。

更に、本市では、昨年度改定した「ひたち健康づくりプラン21(第2次)」において、がん対策に重点を置いており、今年度は「前立腺がんによる死亡ゼロ」を目指すため、早期発見及び早期治療を目的として、検診費用の一部助成を行います。

今後とも、市独自の施策展開を図るとともに、県をはじめ医師会や関係機関と連携し、より安全で安心な医療環境づくりに取り組んでいきます。