[病院同士の経営統合に一部事務組合は不適切]

2013.05.17

 

千葉県旭市議会議員 大塚ゆうじのブログ 5・16

[病院同士の経営統合に一部事務組合は不適切]

中央病院の経営形態に関する議論で必ず出てくるのが
「一部事務組合でいいじゃないか」という意見です。

一部事務組合は複数の自治体が病院などを運営することですが、様々な問題点があります。
最大の問題点は建前上、参加団体は対等の地位を与えられていますが、実際には政治力がある団体に有利に事が運ぶということです。

旭市と旭中央病院は職員の退職手当等の事務を千葉県市町村総合事務組合を通じて行っています。

中央病院の積立額は102億円、旭市の積立額は
マイナス28億円、合計で73億円の積立があります。

しかし同組合が持っている流動資産は34億円です。つまり積み立てたはずの分が、他の自治体職員の退職手当に使われてしまっているということです。

これが事務組合の恐ろしさです。

したがって上手に条例、規約を作らなければ、108億円に及ぶ中央病院の流動資産が他の病院の建て替えや赤字の穴埋めに使われてしまうリスクがあります。

このようなことを旭市民は納得しないと思います。

他にも理由はありますが、病院同士の経営統合に一部事務組合は不適切です


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第5回旭中央病院検討委員会が開かれました。

市長に出される答申の案を叩き台にして
各委員が意見を出し合い議論をしました。

最も大切な経営形態と他の病院との経営統合については平成26年度までに地方独立行政法人に移行し、
他の病院との経営統合を推進するとの内容で合意しました。
これは後日、正式な答申として市長に提出されます。

中央病院が独法になるとどのような変化が起こるかは
先行して第3回検討委員会で行われた3つの独法の
理事長の講演が参考になると思います。