「看護師離職率 現状及び問題点」

2013.05.05

 

「看護師離職率 現状及び問題点http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20130307163239_f.pdf

厚生労働省・・、医政局、労働基準局、職業安定局及び保険局の局長及び関係課長をメンバーとする「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム(23・5・17)報告抜粋

健康問題とともに育児等との両立の困難さが離職等の大きな要因の一つとなっていること等を踏まえると、看護師等の離職を防止するとともに、再就業を促進するため、ワーク・ライフ・バランスに配慮した多様な働き方を可能とする環境を整備することも重要であると考えられる。


具体的には、フルタイムの正職員より一週間の所定労働時間が短い短時間正規雇用やパートタイム勤務、出退勤時間の柔軟化、夜勤を伴わない就業区分の導入等を含む多元的な人事管理の導入を促進するとともに、院内保育所の設置を進めること等により、個々人の実情に応じて、育児等の時間を確保しながら、働き続けることのできる職場環境を整備することが考えられる。


しかしながら、導入の実態を見ると

例えば、短時間正規雇用を導入している病院の割合は24.5%(平成21年日本看護協会「病院における看護職員需給状況調査」)、

院内保育を実施している病院の割合は34.5%、始業・終業時刻の繰上げ・繰下げを実施している病院の割合は49.8%となっており(平成20年厚生労働省「医療施設調査」)、

短時間正規雇用や院内保育の導入割合は徐々に増加してきてはいるものの、未導入の病院も多い。

一方、現在は就業していないが、看護職員として働きたいと回答した者について、雇用形態の希望は、「パート・アルバイト」が最も多く、次いで「正社員」「短時間正社員」となっていた(平成23年厚生労働省「看護職員就業状況等実態調査」)。

また、看護師等が子育て期に利用したかったができなかった制度として、出退勤時間の柔軟化、短時間正職員制度、妊娠中の特別休暇や短時間勤務制が上位に挙げられている(平成21年日本看護協会「看護職員実態調査」)。