秦病院を建て替え/設計監理は三橋設計、本体は年内一般入札/愛宣会

2013.05.03

 

建設通信新聞(2013・4・12)


秦病院を建て替え/設計監理は三橋設計、本体は年内一般入札/愛宣会

 特定医療法人の愛宣会(茨城県日立市、小澤興理事長)は、同市にある秦病院の建て替えを計画している。

新病棟の規模はRC造地下1階地上5階建て塔屋1層延べ8505㎡で、耐震構造を採用する。

設計・監理は三橋設計が担当している。

本体工事は2013年内に一般競争入札する予定で、14年1月の着工、15年3月の新病棟完成を目指す。

すべての工事を16年3月までに完了させる予定だ。
 
秦病院(鮎川町2-8-16)は、国道6号に面する敷地に本館の旧館と増築部分があり、その奥(東側)にリハビリ棟や看護師寮(愛宣寮)がある。

本館の旧館部分は1973年3月、増築部分は98年9月、リハビリ棟は80年5月、看護師寮は76年にそれぞれ完成した。

旧耐震基準で建てられた施設は老朽化に加え、東日本大震災で壁にひびが入るなどの被害が出た。
 

そのため今回、旧耐震基準の建物をすべて解体、うちリハビリ棟と看護師寮を解体した跡地に新病棟を建設することにした。

新病棟には、

地下1階に西側主玄関ホール、

地上1階に受付や外来、検査室、放射線室、救急外来、

2階に会議室や職員食堂、厨房、薬剤、内視鏡室、手術室、中央材料室、

3階から5階に一般病床132床(1フロア44床)の病棟を配置する計画だ。
 

工事は2期に分けて進める。前期工事では、リハビリ棟の機能を本館に移すための本館改修工事を行う。

17日に一般競争入札し施工者を決め、7月末に完了させる。
 
続いて7月上旬ごろにリハビリ棟・看護師寮解体と整地工事を見積もり合わせで発注し、12月には工事を完了させる予定だ。


 後期工事は、新病院建設や外構、改修、解体などを一括して一般競争入札で発注する。

入札時期は12月を想定していたが、消費増税の影響を抑えられる9月に前倒しすることも検討している。

15年4月に新病棟へ機能を移した後は、本館増築部分の改修工事や本館旧館の解体工事などを行い、16年3月の全工事完了を目指す。

本館増築部分(延べ2996㎡)は、療養病床28床の病棟として利用する。
 
また、愛宣会は、救急医療を強化することで、今夏にも知事認可を得られれば特定医療法人より公的な社会医療法人に移行する予定だ。

移行に合わせて、病院名も(仮称)昭和大学連携ひたち医療センターに変える。
[ 2013-04-12建設通信新聞]