「医師不足に仲立ち担う」 舞鶴の連携機構

2013.04.27

 

「医師不足に仲立ち担う」 舞鶴の連携機構 /京都府
2013.04.26 朝日新聞


 舞鶴市にある公的病院の再編を担う「舞鶴地域医療連携機構」の設立理事会が25日、市内で開かれ、病院間の連携や救急医療体制の強化、医師確保を柱とする今年度の事業計画を決めた。5月1日に一般財団法人として業務を始める。

 医師不足に対応できる地域医療のあり方を示した府の「中丹地域医療再生計画」に基づき、市が設立した。
舞鶴医療センター、舞鶴共済病院、舞鶴赤十字病院の医療機能の充実や協力体制の強化を進める中核となり、医療サービスの低下を防ぐのがねらいだ。

 この日の理事会では、トップの理事長に弘中武・前舞鶴赤十字病院長(73)を選出。

具体的な事業内容を検討するため、医療・介護、行政関係者らでつくる部会で対応策を協議して「連携会議」で方針を固め、理事会が事業決定する仕組みも承認された。

 弘中理事長は取材に対して「医師確保が一番の問題だが、大学から派遣してもらうのは難しい」と指摘。医師不足を補うには、各病院の考え方や立場を乗り越えて交流することが重要だとして、「連携機構が仲立ちをしていきたい」と話した。(伊藤誠)


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市長の指標(舞鶴地域医療連携機構) [舞鶴の地域医療](舞鶴市議会議員の田村ゆうきブログ)

 桜の開花宣言がようやく舞鶴にもだされました。待ち遠しかった春の訪れです。「見ごろになる満開は週末あたりかな」そう思いながら、仲のいい友人たちとお花見の計画を立てるのも楽しいものです。舞鶴には桜の名所が沢山ありますが、なかでも私が一番好きな所は与保呂川の桜並木で、取り分け医療センター前の桜のトンネルは見る者を圧巻します。桜の花の素晴らしさを誰もが実感するところです。

 さて、これまでにも舞鶴の地域医療の現状について書かせていただいてきましたが、「中丹地域医療再生計画」も、計画年度の期日まで残すところあと1年と迫って参りました。この計画では、要となる「舞鶴地域医療連携機構」がしっかりと機能しなければ、医師の確保や救急医療といった問題が解決できないともいわれていて、連携機構の第3回準備会議の席では、公的3病院の院長から厳しいご意見や指摘が上がっており、私自身も3月定例会で、「連携機構の事業計画と実効性について」質問しました。

 その内容は、連携機構の発足を前に、これまで同様に具体性がない、進展がない、最も重要な医師確保対策など、2年が経過した現在も状況は改善されていない、改善の兆しも見えないなど、連携機構では医師の確保は出来ないであろうとまで公的3病院の院長から厳しいご意見があった以上は、公約を守るという意味でも、「市長は実効性ある指標を早期に示す必要がある」、今の事業計画で、「本当に計画年度内に終止符が打てるのか」「舞鶴の地域医療を完結させるといわれた公約が果たせるのか」ということです。

 医療現場の声は、地域医療を取り巻く環境の充実や医師疲弊の防止策であると重く認識している。

そこは執行機関であれ議会であれ同じ考え方であることは確かです。
そして、「その時々の課題を克服するためさまざまな計画や事業を組み立てる必要性が求められている」そのような期待に、今だ応えることのできない現状下を、各関係者はいらだちを隠せない状況であると言わざるを得ない、早く明確なビジョンを示す必要があるのに、市長はなぜ、指標をしめすことができないのか疑念です。

 このままでは、基金を使い切ったことで修正計画が終わり、医師の確保、不足する診療科の充実、救急医療体制の問題、そもそもの舞鶴が抱える地域医療問題が、根本的な解決を見ないまま終止符が打たれてしまうのではと大変に危惧するところです。