柔道整復師の手当てに支払う療養費 5月に改定へ 適正化措置盛り込み

2013.04.01

 

柔道整復師の手当てに支払う療養費 5月に改定へ 適正化措置盛り込み
2013.03.29 NHKニュース  


 厚生労働省は、整骨院などで柔道整復師の手当てを受けた際、医療保険の対象となる「療養費」ついて、ことし5月から、1度に3か所の手当てした場合の3か所目の療養費を減額するなどの適正化の措置を盛り込んだ改定を行うことを決めました。

 それによりますと、整骨院などで柔道整復師の手当てを受けた際の療養費は、全体としては、増減はさせないとした上で、▽初回と2回目の手当てを中心に95円から5円引き上げるとしています。

 一方で、
▽1度に3か所の部位を手当てした場合、3か所目の療養費を60%に減額するとともに

▽同じ患者に、打撲とねんざの手当を3か月を超えて頻繁に行う場合には、保険請求の際に経過や理由などを明記するよう求めるなど、1度に多くの部位で行われたり、長期間にわたったりする手当の適正化を図るとしています。

 この改定は、5月1日から実施されます。

 日本柔道整復師会(ニホン)の工藤鉄男(クドウテツオ)副会長は、「今回の改定は公の場で行われ、倫理観を持って地域医療に貢献している柔道整復師にとっては非常にいいことだと思う。

ただ、適正化の名のもとに、制度の問題に踏み込まずに、料金に議論が終始したのは残念だ。倫理上しっかりとした柔道整復師を育てることが業界の急務で、研修の充実も掲げていきたい」と話しています。