広島市立4病院が電子カルテ共通化 独法化の14年度に

2013.03.21

広島市立4病院が電子カルテ共通化 独法化の14年度に
2013.03.13中国新聞  


広島市立4病院

電子カルテ共通化

独法化の14年度 診療スムーズに

 広島市は、市立4病院を地方独立行政法人化する2014年度、共通の電子カルテシステムを導入する。

患者の治療歴や検査、投薬の情報を4病院の間で共有し、スムーズな診療、治療につなげる。
市は「相互に検査の予約をできたり、空きベッドの情報を確認できたりする仕組みも検討したい」としている。(岡田浩平)

 電子カルテは、紙への記入が主流だった患者名や病歴などの記録をデジタル情報にしている。
電子カルテを使っているのは、広島市民病院(中区)安佐市民病院(安佐北区)リハビリテーション病院(安佐南区)の3病院。舟入病院(中区)は導入していない。

 広島市民病院と安佐市民病院は05~06年度に同じ様式の電子カルテを導入。
リハビリテーション病院は診療科が少ないなどの理由で08年度に別の様式を取り入れたため、2病院とデータのやりとりができない。

 市は3病院のシステムが更新時期を迎えることから共通化を決めた。
14年度、4病院を市直営から地方独立行政法人に移行するのに合わせて導入する。独法化は治療からリハビリまで一貫した質の高い医療の提供などが狙い。

 新しい電子カルテシステムは4病院の医師が直接閲覧でき、「共有できる情報量が多い」と病院事業局。

市は基本設計費など2570万円を13年度当初予算案に計上しており、医師の意見を踏まえ詳細を詰める。導入は14年度から2年かけて進める。