県が来春、2病院を独法化 三室の分娩再開検討 /奈良県

2013.03.01

 

県が来春、2病院を独法化 三室の分娩再開検討 /奈良県
2013.02.28朝日新聞


 県は27日、県立奈良(奈良市)と県立三室(三郷町)の両病院の経営を統合し、来春に地方独立行政法人(独法)化すると発表した。経営効率化の狙いがあり、独法化は県内の公立病院で初めて。4年前から休止している三室の分娩(ぶんべん)再開も検討する。

 総務省によると、全国の公立病院は883病院(2010年度)の半数近くが赤字とされ、同省は自治体に経営効率化や統合・再編、経営形態の見直しなどを求めている。

 医療管理課によると、独法化で給与や待遇に関する独自の制度を設けることができる。両病院の一体経営で診療科の適正な配置や、資材の共同購入による経費節減が可能となる。診療報酬の改定など医療制度の変化にも機動的に対応できるという。

 地元から要望が強い三室での分娩再開も含め、必要な診療科や重点を置く機能を検討する。

 14年4月の法人設立を目指し、理事長には県立医科大名誉教授の榊壽右・県医療政策参与が内定した。

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県立病院経営統合:奈良・三室の2県立病院、経営統合へ--県 /奈良
2013.02.28毎日新聞  


 県は27日、県立奈良病院(奈良市)と県立三室病院(三郷町)を来年4月に地方独立行政法人化し、経営統合すると発表した。
県内の公立病院の独法化は初。経営の効率化に加え、医師や職員の人事交流などが期待できるという。

 県によると、奈良病院は77年に開業し、16年度に六条山地区に移転する予定。
三室病院は西和地区の自治体の要望を受け、79年に開業。
医師不足のため、09年から産科が休止している。県は三室病院の存続方法を検討していたが、奈良病院と一体化させる形での存続を決めた。

 経営統合することで、それぞれの長所を生かしつつ、診療できない分野をカバーし合う体制が構築できる。
また、薬品や機器を一括購入したり、人事管理を一本化できるメリットがあるという。理事長には榊壽右(としすけ)・前県立医科大付属病院長が就任する予定。

 荒井正吾知事は「バランスのとれた診療サービスを提供できる」としている。【伊澤拓也】