銅製のドアノブで薬物耐性菌MRSAの院内感染防止可能-米業界団体   2013年3月25日(ブルームバーグ):

2013.03.23

 

銅製のドアノブで薬物耐性菌MRSAの院内感染防止可能-米業界団体   2013年3月25日(ブルームバーグ):


米業界団体の銅開発協会(CDA)によると、ドアノブやベッドの横板、蛇口などに銅を利用することにより、病院での院内感染が公衆衛生上の問題になっているメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染の拡大を防げることが、米環境保護庁(EPA)の調査で明らかになった。

CDAが25日に発表した文書によると、銅や黄銅、青銅が、MRSA感染の拡大防止に効果があることが、EPAの調査で明らかになった。

米国では年間約200万人がMRSAに感染し、治療費の総額は約200億ドル(約2兆円)に上る。

MRSAなどの薬物耐性菌は、標準的治療で処方されるペニシリンやオキサシリン、アモキシシリンなどの薬物の過剰使用によって出現している。

CDAによると、銅合金を表面に塗布することにより、細菌の約99%を2時間以内に死滅させることができる。

細菌は頻繁に変異し、既存の抗生物質に対して耐性を持つようになる。

ブドウ球菌は通常、傷口などから体内に侵入し、軽度の皮膚疾患の原因となる。

子供や老人、免疫機能の低下した患者が感染した場合、致命的な血流感染となったり、肺炎を引き起こしたりする可能性もある。