250→180床で3月開院 「新」伊東市民病院 看護師不足で=静岡

2013.02.21

250→180床で3月開院 「新」伊東市民病院 看護師不足で=静岡
2013.02.19読売新聞  


 伊東市議会の常任福祉文教委員会協議会が18日開かれ、3月に開院する新・伊東市民病院(250床)について市側は、主に看護師不足から、現在の入院患者約180床でスタートすることを明らかにした。

 同市岡の伊東スタジアム跡地に建設された新市民病院は3月1日にオープン。鉄筋5階建てで、2次救急病院だがヘリポートも備え、市は「伊豆東海岸の基幹病院」と位置づける。診療科目は、これまでの14科から、循環器内科、心療内科などを加えて17科となる。1日までに入院患者の移転を終え、4日から外来診療を受け付ける。

 しかし、指定管理者の地域医療振興協会から市への報告では、2月1日現在でもスタッフが不足しており、とくに看護師は計画より43人少ない122人にとどまっている。

 協議会で、市は「250床の稼働には最低限あと9人必要」と述べ、看護師確保の見通しが立っていない状況を説明した。

 また、同協会との協定で、市から病院への交付金を毎年6000万円、病院側は減価償却費の一部として市に毎年1億円の負担金を支払うことも明らかにされた。

 市は20日開会の市議会3月定例会に新市民病院の医療機器等整備費として16億円の補正予算案を提出する。市が独自に積み立てた「医療施設設置基金」(約22億円)から一般会計に取り崩した後、病院事業会計に組み入れる。