中核病院の県提案、桜川市議会が了承 市長「一歩前進できた」

2013.02.17

中核病院の県提案、桜川市議会が了承 市長「一歩前進できた」 /茨城県
2013.02.15朝日新聞


 新中核病院計画をめぐり、桜川市議会は14日、全員協議会を開き、桜川市と筑西市、協和中央病院の3者の枠組みで建設すべきだなどとした県の提案を了承した。
桜川市議会は、建設候補地が筑西市竹島地区とされたことで、計画に反対していた。

 3者や県などで計画内容を協議する建設委員会を設け、4月からの開催をめざしている。

 桜川市議会は2011年11月に、新中核病院の基本構想や基本計画をつくるための予算案を否決して以来、計画を進める市の提案を再三否決してきた。
しかし、県の提案が建設候補地を「竹島地区にこだわらない」としていたため、県提案での協議に加わることを受け入れた。

 中田裕市長は「一歩前進できたことはうれしい」と話している。

 全員協議会は非公開だった。林悦子議長によると、市による県提案の説明に対し、病院の経営形態を懸念する声は出たが、提案そのものへの異論はなかったという。

 了承にあたって桜川市議会は、建設委員会ができる前に、桜川、筑西両市や両市議会、県が共通認識を持てるように話し合いの場を設けることを、桜川市が筑西市、県に要請するよう求めた。
議会の代表として建設委員会のメンバーになった場合、どの議員も「竹島地区では納得しない」との姿勢で臨むことを確認したという。

 林議長は「(桜川市にある)県西総合病院を残したいというのが、全員の願いだ。新中核病院の実現までには課題は多いが、地域医療を守るため協議に臨んでいきたい」と話した。

 一方、筑西市議会は、県提案が「竹島地区にこだわらない」としていることに反発している。



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新中核病院 桜川市議会協議入り了承 県の新提案受け
2013.02.15茨城新聞社


県西地域の新中核病院建設問題で、桜川市議会は全員協議会を14日開き、県から提案された県西総合病院、筑西市民病院、協和中央病院の再編・統合による新中核病院建設について、協議に入ることを了承した。

同市議会はこれまで筑西市との間で進めた病院建設に関する予算を実質的に過去4度否決したが、県の提案で統合病院の新たな枠組みが示され、建設場所も「竹島地区(筑西市)にこだわらない」と白紙に戻されたことから、仕切り直しの形で協議に参加する方向で意見がまとまった。

全員協議会では「民間と公立の病院再編・統合は全国的にも珍しい」「建設場所がまた竹島地区となれば同じこと」などと懸念の声もあったが、「3病院による枠組みに反対する理由はない」との考えで大筋一致したという。

協議受け入れに当たり、同市議会では

(1)両市長と市議会、県、できれば協和中央病院が事前に話し合い、共通認識を持った後に協議に加わる

(2)議員研修のための予算を付けてほしい

(3)建設場所は竹島では納得しない-の3点を要望としてまとめた。

協議入りについて、林悦子議長は「最初のボタンの掛け違いから2年近くもかかったのが残念。

ハードルは高いが、医療資産のない中で総力を挙げて地域医療を再構築したい」と語った。

中田裕市長は「議会の意向は尊重したい。やっと今日、議会から頑張って交渉に入ってほしいとエールを送ってもらった。一歩前進はうれしく思う」と話した。(高橋正樹)