「第3回旭中央病院検討委員会が開かれました。」

2013.02.09

 

千葉県旭市議会議員 大塚ゆうじのブログ
第3回旭中央病院検討委員会

「第3回旭中央病院検討委員会が開かれました。」

今回は非公務員型地方独立行政法人の理事長3名による講演と質疑応答が行われました。

講演をしたのは
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 栗谷義樹理事長
地方独立行政法人さんむ医療センター 坂本昭雄理事長
地方独立行政法人桑名市総合医療センター 足立幸彦理事長

です。

どの講演も素晴らしいものでした。

旭中央病院改革に参考となる事項についてまとめて記します。

・独法そのものにより病院が変わるのではなく、独法化により職員が働きやすい環境作りがしやすくなった結果、職員が定着し、医療の質が向上し(手術件数増、入院実人数増など)、患者からの評価が高くなる。

・別々の病院の経営統合により医療の集約化及び役割分担が進み、幅広い医療サービスの提供が可能となる。

・短時間正職員(短時間労働、無期雇用、退職金あり、昇進あり)、定年後再雇用など雇用形態の多様化が進む。職員数が増えることにより地域での雇用も促進される。

・兼業規定の導入により他の病院への職員の派遣が可能となった。

・3つの病院のうち評価制度を入れたのは1つ。それも評価給はほんの一部のみ。

・職員のコスト意識が身につき、市民目線での医療が促進された。

・看護師・コメディカルスタッフの離職率が低下した。
さんむ医療センターの看護師の離職率は5.8%であった。
(看護師の平均離職率は11.9%のため同センターのそれは半分以下。)

・市民に対して開示される情報は増えたが、特に影響はなし。
議会に出なくて済む分、楽になったという意見もあった。

・地方公務員の給与が引き下げられる見通しであるが、3つの独法については、
「原理原則上は引き下げ拒否は可能。今のところは対応未定。」
「給与を下げることは考えていない。」
「労働三法があるため公務員と同様に引き下げるのは難しい。経営が良ければ下げなくて良い。」
とのことであった。

・独法は理事長が無能であれば首を切れる。

地域の医療事情を良く知るさんむ医療センターの坂本理事長は当地域では公立病院同志の経営統合が必要であり、超急性期から在宅での看取りまで幅広い医療を提供するようになれば、医師の選択肢も拡がり魅力ある職場が出来て医師が集まる、との意見が出されました。

医師が集まれば医療の質が上がり、
患者さんからの評価も高くなります。

坂本理事長は旭中央病院が独法化されて他の病院と経営統合する目的である医療の質及び職員の満足度向上を端的に表現していると思います。