鹿島労災病院の医師削減問題 県、自治体と意見交換会 茨城

2013.02.05

 

鹿島労災病院の医師削減問題 県、自治体と意見交換会 茨城
2013.1.12 産経

 鹿島労災病院(神栖市土合本町)の常勤医13人が3月に退職し、4月から診療態勢が大幅に縮小されることを受け、県は11日、周辺自治体などと対応策を検討する意見交換会を開いた。

 鹿島労災病院は入院や手術にも対応する2次救急指定病院で、ベッド数は300床。
労災病院や市によると、現在の常勤医22人のうち外科5人、整形外科5人、神経内科3人が3月で退職する見通しとなっており、関連大学からの医師派遣の見込みもない。

 このため、4月からは3科での入院患者の受け入れれを休止。
外来診療については整形外科と神経内科は週1、2日程度、派遣医師が行うが、外科は未定となっている。労災病院は現在、患者に他の医療機関を紹介するなどの対応を行っている。

 11日に潮来保健所で行われた意見交換会には県や神栖、潮来、鹿嶋の3市のほか、消防や地域の医療機関なども参加。

労災病院は「夜間や休日の救急を受けることが厳しくなる」と説明したという。
意見交換会後、県医療対策課の近藤慶一課長は「今後も協議を続け、別の病院を含めてできる限りのことをしていきたい」と述べた。


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3科 入院診療休止へ 鹿島労災病院 4月から
医師半減(東京新聞2013年1月10日)

神栖市の鹿島労災病院が四月から、外科など三つの科で入院診療をやめるなど、大幅に縮小を迫られていることが分かった。

病院によると、これまで受けていた大学病院からの医師派遣が四月以降見込めず、現在二十二人の常勤医師がほぼ半減するためという。


 四月以降、入院診療をやめるのは、ほかに整形外科と神経内科。

病床数は現在の二百から百に減らす。

外来についても、ともに現在の週五日から整形外科は週二日、神経内科は週一日に減らす。
外科は診療の見通しが立っていない。


 病院は既に一月から縮小に備えて、入院や手術を制限し、患者に他の医療機関を紹介するなどしている。


 同病院は二次救急医療機関の中規模病院。
もともと、神栖市を含む鹿行保健医療圏は人口十万人当たりの医師数が全国平均を大きく下回っている。病院や県、周辺の市、医師会などは十一日、地域医療への影響を考慮し、今後の対策を話し合うという。 (井上靖史)