伊達市*赤十字病院に2億円*補助3年連続*「医療低下防ぐ」

2013.01.24

 

伊達市*赤十字病院に2億円*補助3年連続*「医療低下防ぐ」
2013.01.23 北海道新聞

 【伊達】医師不足などで経営難が続く伊達赤十字病院(前田喜晴院長)に対し、市は「医師や看護師確保のため」として補助金2億円を支出する方針を決めた。

2010年度から3年連続の措置で、25日に開かれる予定の臨時市議会に提案する。

 同病院が昨年12月に市に提出した本年度決算見込みは、3億1千万円の赤字だった。

市の補助により、赤字額は11年度と同額の1億1千万円になる。

補助開始前年の09年度の赤字は5億6千万円、2億円の補助が始まった10年度の赤字は2億円で、補助による穴埋めが続いているが、市は「一定の経営改善が見られる」としている。

 前田院長は9日、菊谷秀吉市長に3年目の補助を要望。「経営改善に努めた一方、医師確保への苦慮が続いた。

医業収益は目標額を大きく下回り、依然、経営は厳しい」と説明し、必要額は過去2回と同じ2億円とした。

 市側は、同病院が重症患者を受け入れる救急医療機関の機能があることを踏まえ、「地域医療の低下を防ぐ」として要望を受け入れた。

補助の趣旨は「黒字化が難しい一方、地元に不可欠な医療部門の人件費への支援」(市民部)で、小児、産科、精神、救急の4部門を対象にするという。(平山栄嗣)