事務職、計画的採用を/新小山市民病院評価委中期目標に意見

2013.01.23

事務職、計画的採用を/新小山市民病院評価委中期目標に意見書/看護師確保に努力必要
2013.01.16下野新聞社

 【小山】4月から地方独立行政法人(独法)に移行する新小山市民病院の中期目標素案を審議してきた同病院評価委員会は15日までに、審議結果をまとめた意見書と、それに従って修正を加えた同目標案を大久保寿夫(おおくぼとしお)市長に提出した。

中期目標案は庁議を経て、2月議会に議案として提出される。(増田稔(ましだみのる))

 中期目標は、3~5年の期間に新市民病院が達成するべき業務運営に関する目標で、市長が指示する。

 意見書は、素案についておおむね妥当とした上で、

(1)優秀な医療スタッフ、特に看護師確保に最大限努力する

(2)地域医療機関との連携を強化し患者確保に努める

(3)事務職員は専門性を持った優秀な人材を法人固有の職員として計画的に採用する-ことが必要と指摘した。

 同評価委員会の松岡淳一(まつおかじゅんいち)委員長(小山地区医師会長)、安田是和(やすだよしかず)副委員長(自治医大付属病院長)から意見書を受け取った大久保市長は「愛され信頼される病院となるよう今後も指導していただきたい」と感謝した。

 中期目標案の期間は、4月から4年間。医療サービスの向上、患者満足度と職員の接遇向上、事務経営部門の強化、目標期間内累計の経常収支比率100%以上達成などが盛り込まれている。

 同評価委員会(6人)は、昨年10月から3回にわたって中間目標について審議を続けてきた。


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栃木県小山市/新市民病院建設/13年度に実施設計・施工を一括発注
2013.01.16 日刊建設工業新聞 


 栃木県小山市は、「新小山市民病院建設事業」で久米設計が作成した基本設計案=完成予想=を公表した。
13年度にデザインビルド(DB)方式で実施設計と施工を一括で発注し、15年度末の完成を目指して工事を進める。
DB発注にあたっては、工期短縮やコスト縮減を優先しながら、地域経済の活性化も考慮して地元企業が参加できるよう配慮するという。

 延べ2万平方メートルを超える施設の総事業費は当初想定していた68億2000万円を10億円程度上回る見込み。1床当たり1500万円程度と考えていたが、東日本大震災の復興需要で資材や労働力不足が顕著となり、建設コストが上がっていることが理由としている。

 建設予定地は神鳥谷内にあるKDDIとNTT東日本が所有していた場所で、昨年取得した。

 基本設計案によると、建設する施設の規模は、4階建て延べ2万1000平方メートル。
ベッド数は300。耐震構造を採用し、地震時の揺れを軽減できるようにする。

 建設にあたっては、恵まれた既存の緑地をできるだけ残すために、建物を敷地中央部に配置。
患者用の入り口を分かりやすく、安全性の高い東側に設け、北側からの救急・サービス動線と一般外来動線を独立させる。

 新病院の経営は、公共性の高い医療施設としての役割を発揮しながら、機動的で柔軟に運営できる非公務員型の地方独立行政法人とする。

 現在の市民病院は改修を行い、一般の人が通院で診察も受けられる老人保健施設を併設した回復期リハビリテーション病院を整備する。


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新小山市民病院/直通のシャトルバスも/市民に基本設計案説明
2013.01.15 下野新聞 


 【小山】市民病院は14日、神鳥谷への移転新築が予定されている新小山市民病院の基本設計市民説明会を市文化センターで開いた。
市民ら約50人が、3年後の開院が予定される新病院の説明に聞き入った。

 新病院は鉄骨造4階建て。
基本設計案によると1階が外来、検査、救急部門など、2階は手術室や産科・婦人科病棟、3~4階が病棟となる。
この日は、市民病院建設室長の山中忠男(やまなかただお)さんが緑の木立に囲まれた環境など、新病院の特色や概要、各階の配置などについて、パワーポイントを使って説明。
JR小山駅から直通のシャトルバス運行を検討していることも明らかにした。

 参加者からは、「防災面を考えれば、駐車場をもっと広くした方がいいのでは」「建設費用が10億円増えると報道があった。
その理由は」など活発に質問が出され、また「(バス運行を充実させるなど)年寄りもスムーズに行けるようにしてほしい」との要望も出された。

 市民病院は、移転新築を前に4月から経営形態が地方独立行政法人に変わる。
説明会の冒頭、大久保寿夫(おおくぼとしお)市長は「よりいっそうのサービス向上に努めていく」、島田和幸(しまだかずゆき)病院長も「市民の大きな期待に応えられる病院を目指している」とあいさつした。

(増田稔(ましだみのる))