鹿島労災病院の医師削減問題 県、自治体と意見交換会 茨城

2013.01.16

 

鹿島労災病院の医師削減問題 県、自治体と意見交換会 茨城
2013.1.12 02:12 産経ニュース
 
鹿島労災病院(神栖市土合本町)の常勤医13人が3月に退職し、4月から診療態勢が大幅に縮小されることを受け、茨木県は11日、周辺自治体などと対応策を検討する意見交換会を開いた。

 鹿島労災病院は入院や手術にも対応する2次救急指定病院で、ベッド数は300床。
労災病院や市によると、現在の常勤医22人のうち外科5人、整形外科5人、神経内科3人が3月で退職する見通しとなっており、関連大学からの医師派遣の見込みもない。

 このため、4月からは3科での入院患者の受け入れれを休止。
外来診療については整形外科と神経内科は週1、2日程度、派遣医師が行うが、外科は未定となっている。労災病院は現在、患者に他の医療機関を紹介するなどの対応を行っている。

 11日に潮来保健所で行われた意見交換会には県や神栖、潮来、鹿嶋の3市のほか、消防や地域の医療機関なども参加。

労災病院は「夜間や休日の救急を受けることが厳しくなる」と説明したという
。意見交換会後、県医療対策課の近藤慶一課長は「今後も協議を続け、別の病院を含めてできる限りのことをしていきたい」と述べた。
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要 望 書

独立行政法人
労働者建康福祉機構
理事長 武谷 雄二 殿

独立行政法人労働者健康福祉機構におかれましては、日頃から、本市の医療行政の推進に多大なる御支援・御協力を賜り、深く感謝申し上げます。

さて、本市におきましては、平成20年度から医療機関の医師確保を支援するため医療機関に補助を行うなど医師確保に全力で取り組んでいるところでありますが、茨城県鹿行保健医療圏の人口10万人当たりの医師数は全国平均の半分以下であり、医師不足が大変厳しい状況にあります。

このような中、鹿島労災病院は、二次救急病院として、平成22年には、鹿島地方事務組合からの救急搬送件数の約25パーセントを受け入れるとともに、災害時の医療を提供する災害拠点病院の機能を担って頂いております。

また、本市は鹿島港を中心とした鹿島臨海工業地帯で、企業数は約200社で約1万5千人が働いており、さらに定期修理期間中には、延べ数十万人の方が働いておりますので、労働者の傷病についても鹿島労災病院は、本市にとって非常に重要な病院であると考えております。

しかしながら、内科の医師が本年4月から大幅に減少し、これまでのような診療を行うことが困難になるなど、極めて深刻な状況にあります。

このような状況の中、本市といたしましても、この地域の医療問題は最重要課題の一つと考えておりますので、可能な限りの支援をしてまいります。

つきましては、鹿島労災病院の置かれた厳しい状況を踏まえ、下記の事項について特段の御配慮を講じて頂きますよう要望いたします。

平成24年7月9日
神栖市長 保 立 一 男


1.鹿島労災病院の医師確保について、なお一層の取り組みを行うこと。

2.鹿島労災病院の今後のあり方について、地域の意向を踏まえ、具体的かつ早急に示すこと。



http://www.pref.ibaraki.jp/news/2012_09/20120927_06/index.html