公立病院 の悲痛な叫び(大阪府内 和泉市立病院)

2012.11.30

 

公立病院 の悲痛な叫び(大阪府内 和泉市立病院)
~志木市民病院も同様な状況~


まとめ~市立病院の再生にかける期待~(和泉市立病院委員会 答申11・27)


諮問以来、委員会では各回活発な質疑があった。
そうした中、各委員ともに今回の判断が難しかったのは、市立病院が廃院か存続かという切迫した状況ではなかったことである。

しかし、その先の展望はどうか。市民のニーズが高い二次救急の再開の目途は依然として立たない。
公的責任を十分に果たせないままでは、老朽化・非耐震を改善する新病院建設の市民負担の理解を得ることは難しいであろう。

また、健全な経営が見通せないまま新病院を建設すれば、
債務返済と減価償却負担に耐えかね、いずれ経営は行き詰るであろう。

よって、本委員会では、現在や計画期間といった短期だけを見るのではなく、中長期的視野からも熟考し、課題解決に踏み出すため、経営形態の変更という大きな判断を行い、本答申を行うものである。

もとより、経営形態の変更は手段であって、目的ではない。

市立病院は市民の健康と命を守ることが使命である。したがって、経営形態が変わろうとも、政策医療(不採算医療)はもちろんのこと、検診、福祉・保健・医療の連携など、これまで市立病院が培ってきた地域
の中核病院としての取組や公的責務を今後も果たさなければならない。