記者手帳 日本の再生に「余裕」が必要 ...県内初の社会医療法人認定を目指す日立市の秦病院。

2012.11.22

 

記者手帳 日本の再生に「余裕」が必要
2012.11.08 茨木新聞

…県内初の社会医療法人認定を目指す日立市の秦病院。
後藤重史事務部長は「『医療は公共』という理念の下、質の高い救急医療の実現を目指し、地域医療に貢献したい」と力を込める。

医系総合大学の昭和大学との関係を強化し、県北地域の医師確保に奮闘する毎日。
「日立市の中核を担う病院になるため昭和大との連携病院化も視野に入れたい」とする。
昭和大は連携病院として、既に都立荏原病院など4病院と連携。常陸大宮済生会病院などでも調整役として手腕を発揮してきた後藤部長に期待が高まる。(室)


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研修や人材交流促進 日立の秦病院昭和大と協定
2012.11.06 茨木新聞 


医学教育の向上と地域社会への高度医療の提供を目的に、日立市鮎川町の特定医療法人愛宣会・秦病院(小澤興理事長)は1日、東京都品川区の学校法人・昭和大学(小口勝司理事長)と「協定病院に関する基本協定」を締結した。

協定書によると、医系総合大学の昭和大学と秦病院が互いに研修や人材交流を進めるほか、病院間の連携を一層強化する。
協定締結により、医師や看護師など医療従事者の確保と定着、質の高い医療サービスの安定的な提供などに厚みを増し、地域医療の向上が期待される。

調印式は同日、昭和大学で行われ、秦病院の小澤理事長と同大学の小口理事長が協定書に調印した。

同病院は、「院長や副院長を始め、医師9人が昭和大学の卒業生や関係者で、今回の協定締結により、循環器内科、消化器外科、整形外科を中心とした急性期型病院を目指していきたい」としている。

秦病院は県内初となる「社会医療法人」の認定を2013年度内に目指しており、現在準備作業を進めている。社会医療法人は、救急医療、へき地医療など公益性の高い医療を医療法人に担ってもらおうと、医療法が改正され、07年に創設された。(小室雅一)

【写真説明】

協定書を手にする秦病院の小澤興理事長(右)と昭和大学の小口勝司理事長(左)=東京都品川区の昭和大学

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さんぽ道 秦病院の胃腸科・外科部長に就任した 小池礼子さん
2012.09.14茨木新聞 


■患者と同じ目線で

診察室で患者の言葉に耳を傾け、病気の早期発見に全神経を集中させる。
今年7月、日立市鮎川町の秦病院に胃腸科・外科部長として都内の昭和大学から赴任した。

午前中は外来、午後は手術と病棟回診、夜間は救急対応-とハードな毎日。
患者もさまざまで「高齢者には明確にポイントだけを説明し、若い人には細かく説明することで安心感を持ってもらえる」。
常に、患者と同じ目線でのチーム医療を心掛け、仲間からの信頼も厚い。

中学から高校まで卓球部に所属し、体育大学への進学を希望していたが、両親らの猛反対に遭い断念。「医師になるんだったら外科医」と決め、昭和大学医学部を受験した。
難関を突破し、医学生となったが、「世の中で一番嫌いなカエルを解剖するのがとても嫌で、あまりの気持ち悪さに涙を流しながら解剖をした」と振り返る。

医師となった今でもカエルは大の苦手だが、県北地域の医療に貢献しようと日々、ガイドラインに目を通し、勉強を欠かさない。医師不足に悩む本県に待望の女性外科医が赴任したことで周囲も大きな期待を寄せる。趣味は読書。東京都出身。42歳。
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中小病院の連携促進 治療知識深め研究会 日立
2012.03.05茨木新聞


地域医療を支える診療所や中小病院の連携・交流を促進しようと、日立市鮎川町の秦病院(小澤興院長)はこのほど、「第1回日立医療連携研究会」を同所の油縄子交流センターで開催した。市内の医療従事者ら約120人が出席、心臓カテーテル治療や災害医療などに関する知識を深めた。

カテーテル治療専門医の昭和大循環器内科医・濱嵜(はまざき)裕司氏が、特別講演した。

濱嵜氏は、狭心症や心筋梗塞などの心疾患を改善するカテーテルを「究極の局所治療」とし、短期間で治療できる利点などを解説。
さらに、心疾患を引き起こす動脈硬化が全身の血管内で起こり得ることを強調し、「心臓の異常を訴える患者には足の触診を行い、全身の動脈硬化症の有無を確認してほしい」と訴えた。

研究会では、カテーテル治療に力を入れる同病院の取り組みや東日本大震災における災害医療の現状について報告が行われた。意見交換には日立市医師会長や副市長らも出席、地域医療の再興に向けた意見が交わされた。

秦病院では「医師や看護師など医療資源に欠ける日立の医療を守るため、既存の病院が連携を推進していきたい」と、研究会の意義を話している。