伊達市立梁川病院等を移譲

2012.10.20

伊達市立梁川病院等を移譲


伊達市立梁川病院及び梁川訪問看護ステーションについては、梁川病院検討委員会の提言を受け、公益財団法人仁泉会http://www.jinsenkai.or.jp/index.php/?page_id=114に譲渡することになった。

その後仁泉会との協議を重ね、平成23 年8月29 日に「伊達市立梁川病院等の移譲に関する協定」の締結を行い、本年10 月1日付けで梁川病院等の移譲を確認したところである。


1 民間譲渡によるメリット

(1)入院患者は現状のまま引継がれるため、転院の心配がない。外来患者についても、同様に引継がれ、利用者に不便をあたえることはない。

(2) 実質診療科目として、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科が増え、利用者の利便性の向上が図られる。

(3) 診療のない科目については、同法人が経営する他の施設との連携により、診療体制の充実が図られる。施設間はシャトルバスが運行される。

(4)外来・入院患者の受け入れの継続を軸に、予防医療、健康増進教育活動に取組み、在宅医療拠点のひとつとして機能させるとともに、高度先進医療への接続機能を果たすことができる。


2 財政的なメリット

(1)病院施設(敷地を含む)は、現状のまま譲渡することとなり、財産売払いによる収入が見込まれる。

(2) 医業(事業)収支の赤字を補填するための一般会計補助金が不要となる。

(3)病院等の運営に係る職員の人件費及び施設維持管理費等が不要となる。

3 移譲に係る内容

(1)経営移譲日 平成23年10月1日
(廃止条例、財産処分について9月定例議会に提案)

(2)診療科目 内科、外科、整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、
皮膚科、リハビリテーション科(7科を標榜)

(3)病床類型 介護療養型病床(50床)

(4)訪問看護事業 事業を引継ぐ。ニーズがあれば体制強化を図る。
資料7


4 民間委譲の経緯

伊達市立梁川病院は、昭和33 年に梁川地域医療の核としてスタートしてきたが、平成10 年頃から民間の地域医療の充実に伴い経営状況が芳しくなくなり、近年は累積赤字が増加し続ける中で医療体制の脆弱化もあり、医療の方向性と経営改善のための検討を重ねてきた。

平成18 年6月に医療制度改革関連法案の成立により、介護療養型病床については平成23 年度末をもって廃止されることとなった。

梁川病院検討委員会より、県北二次医療圏域において民間譲渡の選択肢を視野に入れることの提言を受け、地域における民間の医療体制は充実していることから、民間への委譲を前提に梁川訪問看護ステーションと合わせてプロポーザル方式による公募を行った。

審査の結果、公益財団法人仁泉会を後継医療機関として選定したところである。

5 梁川病院の経過と現状
(1)病院の経過
昭和33年 8月 梁川町国民健康保険直営診療所として開所
昭和37年 4月 梁川町国民健康保険病院となる
平成12年 4月 訪問看護ステーションを併設
平成15年 10月 経営改善を図るため、介護療養型病床に転換(50床)
平成18年 1月 合併により伊達市立梁川病院となる
平成18年 6月 法改正により、平成23年度末をもって介護療養型病
床の全廃が決まる

(2)病院経営に係る検討経過
平成19年 2月~ 梁川病院経営検討委員会(内部職員8名、3回開催)
平成20年 2月~ 梁川病院経営検討懇談会(地域審議会委員外外部委
員31名、3回開催)
「財政的に、経営は困難」との結論に至る。
平成21年 3月~ 梁川病院検討委員会(福島医大葛西教授外外部委員
10名、6回開催)
「梁川病院等の廃止はやむを得ない。民間譲渡の選
択肢も視野に入れること」などの内容を盛り込んだ
提言を受ける。
平成22年 11月~ プロポーザル方式により譲渡先を公募
平成23年 1月 伊達市立梁川病院等の移譲先を(財)仁泉会医学研
究所に決定
平成23年 8月 移譲先法人 公益財団法人仁泉会との協定締結(平
成23年8月組織変更)
9月1日 記者会見資料
梁川病院
電話 577-2155